ボールパークへ行こう!
組合の大会以外で万歳三唱をしてしまいました。かなり、控えめにですけど。いやだってあの雰囲気で万歳しないとものすごく異端なんだもの。
本日の広島-横浜戦は18時開始21時半ころ終了の長丁場で、4回表の広島の攻撃は打者一巡という横浜にとってはなんともどうしようもない展開でした。結果は12-3で広島の勝利です。
4番の栗原はチャンスに打席が回ってくるのに毎回全然打てず、4回ではノーアウト満塁でサードゴロでしたが横浜が送球エラーで2点入ったというくらいしか貢献(?)していませんでした。ああここで栗原なのか! というがっかりムードが応援席に漂って、4番なのにと思いましたが観ていて納得しました。申し訳ないけど。
職場の広島ファンが、メガホンと応援歌等を予想スタメン順に並べた資料を用意してくれて、しょうがないので叩いていました。手を叩くよりは負担が少ないのかどうか良く分かりません。いまどきの広島ファンはしゃもじを持ってはいないようです。驚いた。広島=しゃもじという等式が私の中にあるので。後楽園時代とは違うのね。
広島の投手、ルイスは90球も投げていないと思うのですが、7個くらい三振取ったかなあ、え? 交代なんだ? と思いました。横浜は4回から投手を代えていましたが、3回から代えても良かったんじゃないかなあ。4回では打者一巡してしまい、その後また代えてからはきっちり押さえてましたが、もう一度投手を代えてそしたら再び打たれるようになったので、横浜も広島も良く分からない投手交代をするなあと言うのが、今日の試合に関する全体的な感想です。
私は野球のルールは知っていても、応援のルールを知らないので、球場に行くのも久しぶりでカープの応援歌くらいしか記憶に無く、3回くらいまで貰った資料と首っ引きでした。幸か不幸か広島の攻撃がとても長かったのでたいへん参考になりました。
お立ち台の上にいる応援団長みたいなひとの動きと、笛と、ペットや太鼓の音で次に何をするのか把握できるようになるまで周囲の応援は騒音にしか思えず疲れました。応援団長さんが私から見て左側にいて、でも打席は右側のほうだったのであっち見たりこっち見たり忙しいのです。
今日の応援のトランペットは、横浜のひとの方が上手でした。横浜のひとは、音の大きさも伸びも良く、リズムの乱れもありませんでしたが、広島のひとは最初は良いのですがペットを使う応援が続くとだんだん音量が落ち、息継ぎ無しで細かく続くところがちょっともたついてしまっていました。疲れているんだな、と分かってしまう。
また、応援団長さんの動きと自分を合わせようとすると、音楽とというか周囲と合わないのですよ。これ困る。理由はたぶん、音と光の速さの違いでして、応援団長さんの動きよりペットや太鼓のほうが遅れてくるわけです。全体として揃えるためには、聞こえてくる音楽よりも心持ち早めに動くとか声を出すとかしないと、応援団長さんには揃って見えないし聞こえないし、一塁側の横浜の皆さんにもかなりバラバラに見えたり聞こえたりしているはずです。
だから私としては応援団長さんに合わせたいのですけど、そうすると明らかに周囲と合わなくておかしいし、応援団長さんばかり見ていると打席が見られないのです。
いや私は野球を観に来たのであって応援の練習をしに来たのではない! と割り切って、途中から試合を真面目に観ました。でも、前の席のひとが応援のために立ったり座ったりが激しく、ランナーの様子とかストライクゾーンとかちゃんと見えないのよ。スクワットは広島の応援には欠かせないので構わないのですが、ちょっとイライラしました。私みたいにずっと座っているより、見ず知らずの子どもとメガホンを叩き合っているほうが普通らしいと分かっていても。
それにしても一生懸命応援しているひとたちはちゃんと試合を観られているのだろうか! と非常に疑問です。ランナーの動きや守備がさりげなく前進したりレフトに寄ったりするところは、テレビではあまり映らないのだから球場でこそ良く見ておけば良いだろうに、今日も実際点が入って大喜びしている間にヒットが出て、見逃した! とかやってました。自分が観てないだけなのになんであんなに悔しがるんだろう。
しかしとりあえず自分が応援しているほうが勝ちましたし、心は中立だったので横浜の応援をあんまり見られなくて残念でしたが、ライナーを飛びついて捕球するようなファインプレイもあり、なかなか楽しめました。誘ってくれた職場の広島ファンに感謝です。
ところで、何故応援はたいていの場合、命令形なのだろう?