フィルム切れ

 ごまかしごまかし動かしていましたが、やっぱり動作が不安定なので以前実験的に設置したブログをメインで稼動することにしました。このブログに関して今後記事の更新は行いません。
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2011.04.04 Monday 21:20 | - | - | -

会うが

 青森の、中三(なかさん)デパートが、民事再生法の適用を申請しました。とても寂しい気持ちです。中三は私が帰省した際に必ず寄る場所のひとつでした。
 青森駅から新町通りをまっすぐ300メートル行って、左側にある「むらた工芸」という津軽塗のお店に寄り、箸や少しのお土産を買う。それからまた50メートルくらい先の交差点を渡って、向かいのマクドナルドで腹ごしらえ。すぐ側のローソンに入りATMでお金を下ろして、さらに隣の中三青森本店へ。地下の銘店で親戚への手みやげを買ったり、少し肌寒かったら上着を買ったり、雨が降っていたら傘を買ったり、ちょっとお買い物をして、中三の前に並んでいるタクシーに乗って親戚の家に行く。これがパターンでした。
 アウガが出来ても新町通りの活気はなくなってきているなあとは思っていましたが、地震の影響とはいえ、中三がねぇ。あ、アウガというのは、市場から市立図書館まであるビルでして、名前の由来は色々あるようですが、私は津軽弁の「会うが(会おうよ)」の意味が一番好きですね。
 普段、百貨店などほとんど行かないのに、青森では中三でお買い物するのが楽しみでした。子供のころ東京の祖母が、それこそサザエさんとフネさんがデパートへ行くときみたいな感じで出かけていまして、それと似た感じです。おしゃれして特別なところへ行っているような雰囲気。いや、もろに旅行者って感じの服装と荷物でしたが、いつも。
 このところは年に一度も行っていませんでしたが、近所のスーパーが閉鎖しているのより、切ない気持ちになりました。

 高橋秀実『おすもうさん』を読んで、高橋氏が疑問に感じたことを私はあんまり疑問に思っていないことが分かり、なんで高橋氏は相撲好きなのにそんなの気にしているの? と疑問に思いました。国技館の、西と東は実際の方角と合ってないとか。え、それ、合ってないといけないの? 玄関が正面で、反対が向正面で、そんでそれを基準に西と東よ。そんなのは右と左みたいなもので、どっちがどっちが分かるようにしているだけで、実際の方角なんて無関係で当たり前じゃないの。
 送り出しているから送り出し。押し出してるから押し出し。おかしくないじゃん。正面の向こう側だから向正面だし、これより三役が出てくるから「これより三役」よ。どこが変なの? そのまんまじゃん。普通じゃん。
「ふつう、す」と相撲取りは言ってばかりだと、高橋氏は書いていました。私も知らない間にすっかり相撲の「ふつう」に染められていたようです。うわ。
 うわ、とは思ったけど、足を洗おうとは思わないです。本場所観たいなあ。

2011.03.30 Wednesday 23:07 | - | - | -

半裸の男性と

 濃い色のパンツいっちょの見知らぬおじさんに声をかけられました。わずかな訛り。郡山出身の後輩と似たようなイントネーションです。
「東北の地震、たいへんなことになってますね」
「ええ、大変なことになってますね」
「親戚みんな東北なんですよ」
「ああ、うちもですよ」
「皆さんご無事でしたか」
「はい、大丈夫です。従兄弟の会社、流されましたけど他は全然。そちらは?」
「うちも全員無事でした。でも、福島はこれからですよ」
 ああ、やっぱりこのおじさん福島なんだ、と思いました。
「福島ですか。心配ですね」
「東電を、信じてきたんですけどね……」
 そんな感じで語らう30分でした。ジムの、プールサイドのジャグジーで隣に並んで。
 その後、顔なじみの半裸のおじさんが現れまして、これまたショッキングな話をしてくれました。
「足柄マラソン、中止になったって聞きました?」
「え! そうなの? ほんとに?」
「ほんとに。俺、もう参加費振り込んじゃったのに」
 私はすっかり忘れていました。大叔母が亡くなって騒いでいたら地震があってちゃんと葬式出来るのかってまた騒いでいて、葬式終わって気付いたら周囲の買い占めが終了していて我が家に食料はあまり無く、もちろんガソリンも赤ランプで、節電してたら風邪引くし、輪番停電の合間を縫って買い物に行き、やっと会社に行けるようになったら今度は会社が工場を半分閉めるから製造部で希望休職を募ると言い始めて、製造部って私? 私ですか! とまたダメージを食らったところで、そうだ大学の卒業式があったんだよ……とおたおたしていて忘れていたのです。今夜、久々にジムへ行ったので、そうだマラソン申し込まなきゃ、つーか全然走ってないや練習しなきゃとぼんやり思いながらジャグジーで寛いでいたら中止って、お前さん。
 確認したらあちこち中止でした→大会中止・延期情報。あらまあ。思った以上に多くの大会が中止になっていて、寂しいものです。ジムも節電で照明を落としているので、雰囲気が暗くて気持ちも沈んじゃうし疲れちゃうんですけど、でも大会に出るなら真面目に練習頑張るぞーと思っていたので残念です。近頃は停電で営業していないこともあって、ジムを退会する方も多いみたいなので、そういう意味でも寂しい様子なのに、追い打ちをかけられた感じです。
 ところで、足柄大橋開通記念金太郎マラソン大会は、キリンビールの工場見学があります。去年も誘われたのですが行かなくて、今年は楽しみにしていました。そしたら今年は工場見学が無いって。工場見学ううううう!
 来年、来年。

 ぐおお。また記事が上書きされている。その場凌ぎの対処じゃダメだなー。東電の振り見て我が振り直そう。

2011.03.29 Tuesday 22:20 | - | - | -

美味しい水しか飲めないひと

 実家で魚沼産コシヒカリを作っているという男が、母校のその1の友人にいます。彼は、大学進学を機に東京へ出てきて23区内に住んでいたのですが、「東京の水道水は臭すぎて触れない」と、煮炊きはもちろん、歯磨きも洗顔もミネラルウォーターでやっていました。月々の水道代がトイレで使うだけ(風呂は銭湯)くらいの微々たるものだったのに、ミネラルウォーター代金が食費よりも多かったそうです。
 2年生の秋ごろ、数人で彼の部屋を訪れたとき「最近やっと慣れたから、洗顔と歯磨きは我慢しているけど、最後はミネラルウォーターですすぐ」と言っていました。もちろん、我々客に出してくれるお茶も、ミネラルウォーターで淹れてくれていました。そして、実家で作っているお米を炊いて、レトルトのカレーでもてなしてくれました。やたらめったら美味かったです。
 そんな中、食後にひょいとトイレに立った私が、手を洗って(洗面台と台所兼用)そこにあるコップを手に取って、無造作に水道水をざーっと汲んでゴクゴク飲んだら、彼は本気で仰け反っていました。
「飲めるの! それ! 飲むの!」
 なにその汚いものでも見るような目は。ゴキブリ見つけたってそんな顔しないだろ。水飲んだくらいで。
 しかし、その反応には私も驚きました。飲めるけれど気持ち悪いから飲まない、なのかと思っていたら、彼は本当に飲めなかったんです。
 田舎のひとのほうが強いというかたくましいと、勝手に思っていた私は、たかがカルキ臭い程度で水が飲めないなんて思いませんでした。そりゃ美味しいと思って飲んだことも無かったけど。今でこそかなり美味しくなりましたが、10年前はけっこうマズかったです。
「怖い。都会のやつら怖い。新潟帰りたい」
「やつらって言うな。僕は飲めない」と言って私を裏切ったのは横浜市民でしたが。
 10年経って水道水が改善されたこともあり、沸かせば飲めるようになったそうですが、水道水飲めない話が出てくると、彼を思い出します。原因全然違うけどね。

 職場でいつも仲良しのふたりが少し口論を、というか片方が一方的にブツクサ言っていたところに巻き込まれました。
「聞いてくださいよー、番長(あだ名)の住んでるマンション、停電しないんですよ!」
「え、そうなの? 今まで一度も?」
「おう、いっぺんも停電してないぜ」
「ひどいと思いませんか? 夜、周り真っ暗だろうなって、窓を開けたら遠くのマンションに明かりついているんですよ。あれ? 番長んちじゃね? 同じグループじゃなかったっけって、メールしたら、時間になっても停電しないんだって」
「ほんとに同じグループなの?」
「ほんとに同じ。他の時間に停電したこともねえし」
「へえー、じゃあすっかり外されてるんですね」
「そうなんだよなあ、こっちはスタンバってるのに来ないんだから肩透かしもいいとこだよ」
「なんですかそれ! おかしいじゃないですか。どうして同じグループなのに停電しないんですか。うちなんか時間どおりにしっかりやられてますよ。不公平ですよ!」
「そんなこと言われても俺が電源落としてるわけじゃねえしなあ、東電に言えよ東電に」
「分かってますよ、でもひどいですよ。うち今夜九時半くらいまで停電ですよ。飯食おうにも自宅は真っ暗だし、時間潰そうとしても店やってないし、街灯もなくて暗くて怖いし。けど家に帰っても風呂も入れない」
「ああそうか、お湯も出ねえのか」
「出ないし暗いし無理です」
「まあ、そうだよね」
「でしょ? でもね、みんな我慢してるんだ、協力しなきゃ、被災地はもっと大変なんだって、そう思えばこそですよ。なのに〜〜〜」
「けどよぅ、俺だって不思議に思ってんだぜ? 別になんの説明もねえし」
「でも普通に飯食って風呂入ってんでしょ、俺が何も出来ない時間に」
「そりゃな。電気ついてんだもん。使うさ」
「ずるいですよ! おかしいですよ! グループの中で停電しない地区が順番に回ってるならまだしも、固定だなんて。ほんとにいったいなんなんですかね? そう思いませんか?」
「……ごめん、実はうちも停電まったく無いんだわ」
「はあ!?」
「なんだ仲間か」
 はあ!? などと言われても。しないものはしないのです。面倒だから、その昔幼稚園の遠足で動物園に行ったときにコアラなんて全然見えなかったのに周囲に合わせて「かわいいねー」と言うことにしていた妹みたいに適当に話を合わせていたのですが、番長があんまりぼやかれているのが忍びなく、白状してしまいました。
 まあまあ一緒に三笠公園でドン引きしている海を見てビビって避難した(それにしちゃ1時間も眺めていたが―――いくら係員が「艦は大丈夫なので見学していて平気ですよ」と言っていたからとはいえ、あまりの暢気さに肝が冷える―――大津波警報と避難指示が出され公園も閉鎖になって避難するころには青ざめてました)仲ではないかとわけわからん慰め方をしておきました。
 その後、あちこちから探りが入った結果、同じ部署では約15名のうちひとりが計画停電対象外、対象なのに停電しないのは私と番長だけであることが判明しました。ほんとに停電しないの? と訊くひとびとに、ほんとにしてるの? と私が訊きたい。
 そんな私よりはるかに人の好い、計画停電から除外されている地域の住人はおどおどしていました。彼の家は地震の直後に停電し、そのまま翌朝まで復帰しなかった地区なので、最初の一番不安なときに停電しまくっていたのに。
「最初ちゃんと入っていたのに、途中の見直しで外されたんだよ。良いのかなあ、みんな協力しているのに、良いのかなあ」
 停電していないと肩身が狭いなんて。
 25グループになったらどうなるのか楽しみです。

2011.03.23 Wednesday 21:39 | - | - | -

ぽぽぽぽーん

 これまで30数年生きてきて、私の中で一番衝撃的な出来事は、昭和天皇の崩御だとずっと認識してきましたが、今回の地震がトップに躍り出るかなと思います。まだ直近の出来事過ぎて、過去として捉えたときにどうなるか判断しにくいとはいえ、今年の10大ニュースは絶対だし。
 ただ、10年くらい経って、青森に墓参り(今回の地震はみんな無事でした)に行ったときに東北道か4号線をずーっと通っていって、そのときに「あのときの地震と津波はすごかったなあ……」と思い出したときに、ワンセットで「ぽぽぽぽーん」を思い出すのかと思うと今から気が滅入ります。我が家で昭和天皇の話題が出たとき、最終的には「あの水戸黄門は滑稽だった」に集約されていくことを思うと、今回の地震についても最終的には「ぽぽぽぽーん」になるのが想像出来るので。
 あの悲惨な光景が「ぽぽぽぽーん」とワンセットか。なんだかなあ。

 近頃は募金箱が盗難にあっているようですが、募金箱を置いているだけでお店がパクっているとは考えないのかな。たぶん、そういう疑惑があったら誰も店頭の募金箱になんて入れない。確実な、クレジット払いとか振込とかばかりになるはずです。そうではなく、街頭や店頭の募金箱に入れるというのは、それなりの信用があると言うことでしょう。
 ここらへん相撲の八百長と似ている気がします。八百長、あるかも、でも無いことになっている、無いってことで! みたいな信頼を裏切ったわけです。やっぱりwww とは思いつつも、それは言わない約束よおとっつあん、というわけで、おおっぴらにしたらそりゃあ信頼はがた落ちです。
 同様に、まさか店員がガメてねえだろうな? と冗談のように疑いつつ、そこは信用しますぜと募金しているのです。だからほんとにガメている店舗や団体があっちこっちでしょっぴかれたら、誰も店頭や街頭では募金しなくなってしまう。
 もちろん、赤十字にしたって、発表を信じるしかないわけで、実際の募金額も使い道も、ほんとにそうかは分からない。信用商売。こういう信用を、あっさりとドブへ捨てたのが年金問題なわけでして……
 それでも年金、払っているもんな。案外、店舗や街頭での募金に影響なかったりして。

2011.03.21 Monday 17:57 | - | - | -

誰がための停電か

 分からなくなってきました。
 原発が使えない、火力も停止させている、圧倒的に電力が足りない、節電にも限界がある。だから停電させる。それは分かります。
 でも、根拠も示されなければ節電の効果がどのくらいあったのか、そういったものはほとんど分かりません。グループごとの停電予定はというか予告は東京電力ホームページで確認出来ます。参考までに→3/19(土)〜3/26(土)の計画停電(実施)予定(pdf)とMSNが提供している計画停電カレンダー
 また、輪番停電の該当グループは「全戸停電」とお達しがあったにも関わらず、同じグループの中でも停電しない地域もあります。避難所ではなくて、一般の家屋で。駅も商店も市役所も、真っ暗なのに同じグループの一部だけが煌煌と点いている。駅前の大きな交差点の信号が無くて、田舎道の赤点滅が点いている。生死に関わる病院が自家発電で凌いでいるのに、何故か除外されている地域の自販機が明るい。
 そして何故その地域が外されているのか、説明は全くありません。不公平を感じているひとは多いでしょう。怒りを感じるひとも多いでしょう。
 なんなんだろう。輪番停電って。
 東京電力の輪番停電は、当然、東京電力の支配下での融通の話です。東北電力や中部電力はまず無関係です。茨城の被害が大きい、千葉もそれなり、でも都内の色々を止めるわけにもいかない、だから関東はみんなで協力する、これはご近所心理として共感を得やすい話だと思います。しかし、茨城の避難所を輪番停電させた件はもう東電も謝罪している から置いといて、その他、輪番停電の影響で鉄道や病院、市役所などが稼働しないというのは、「首都機能を生かす」という主旨に反していないでしょうか?
 地震が発生したのは、3月11日(金)14:46です。安全確認のためすぐに電車は止まり、その後、首都圏の鉄道は翌朝まで復旧しませんでした。停電も多く、私が横須賀から横浜方面へ車で移動する途中では、稼働してない上に交通整理もいない交差点が多くありました。
 JR東日本は12日(土)の朝7時くらいから少しずつ動き始めました。このとき、運転を見合わせていたのは、被害の大きかった茨城県の水戸線、銚子線などで、3割〜5割程度の運転本数でしたが京浜東北線・中央線・東海道線などは動いていました。私鉄各線も、通常だったり間引いたりそれぞれですが、始発からの運行です。これでやっと帰宅出来たひとも多いでしょう。13日(日)も、東北方面は運転見合わせでしたが、遅れながらも日暮里舎人ライナーや総武本線、京浜東北線、高崎線など全面的に運行していました。
 しかし、JR東日本の、輪番停電初日14(月)の運転状況は朝4時の発表では首都圏で同日に運行するのは、上越(東京―新潟)、長野(東京―長野)の両新幹線と、山手(全線)、中央快速(東京―立川)、京浜東北(蒲田―赤羽)、常磐快速(上野―松戸)、常磐緩行(綾瀬―松戸)の各線のみhttp://www.asahi.com/national/update/0314/TKY201103140056.htmlです。しかも乗務員が出勤できないことなどが理由です。JR以外でも、乗務員の確保が出来ないとして、運休や区間運転を余儀なくされました。
 電車が動かない、でも出勤したい、登校したい、病院へ行きたい、買い物へ行きたい、そういう場合、人々は車に乗ります。普段、あんまり乗らない人でも乗るんです。道路も渋滞します。そしたらガソリンが足りないのは当たり前です。
 輪番停電が予定されている時間帯は、安全のため商業施設が営業しません。病院の開業時間も限られます。検査は実施しないものが増えていました。透析は途中で止まると本当に命取りなので、確実な時間帯だけしかやらず、送り迎えもガソリン不足により不安定でした。個人商店は開いているところもありましたが、大型スーパーやショッピングモールはことごとく休業しました。ガソリンスタンドも、停電中は営業していません。このため、普段の、普通の買い物にも影響が出ました。そして、次いつ営業するか分からないのです。
 大きな地震への恐怖はもちろんですが、お店が営業していないから買いだめするという動機も、今回の買い占めの原因の一つであったと考えます。
 16日頃からはお店側も慣れたのか、twitterや公式サイトで営業時間帯を告知することも増えましたが、ネットが使えない場合は告知は無いのと同じです。告知をしている施設は少なく、行ってみて閉店していてガッカリ、営業予定の張り紙が出ていれば良いほうです。
 また、こんな状況でそんなに必死に出勤しなくても、という考えもありますが、輪番停電で休業した場合、休業手当を支払わなくていいと通達が出ています。もし、来れるひとは来て、来られない人は休業扱いにするなんて会社から連絡があったら、収入確保のためには無理をしてでも出勤するしかありません。

 昨日、コンビニ勤務の妹が、ものすごく怒り狂いながら帰宅しました。
「今日、廃棄が出た」
 昨日も今日も停電がありませんでした。スーパーも本屋も営業していました。本数は減らしているものの、一日中電車が動いていました。JR京浜東北線や東海道線は通常運転、地震以来ずっと動いていなかった相模線ですら区間限定ですが運転していました。小田急も相鉄線も全線運行です。
 ちゃんと普通の生活が出来れば、ほとんど被害の無い地域では、コンビニで廃棄が出るんです。買い占め騒ぎのときは、過去最高に近い売り上げを記録したお店でも。
 ふざけてるよなあ。本当に。ふざけている。
 無駄な停電が余計な混乱を煽ってしまっているとしか、今の私には思えません。
 もっとも、都民の彼氏に訊いたら、スーパーやコンビニは品薄だが大騒ぎするほどのことではない、とのことです。こちらでは市がやっている各種検診が中止になっているのに、彼は普通にバリウム飲んでました。そう聞くと、確かに23区の機能は落ちていないようにも感じます。でも、首都機能のために近隣の病院や食品工場まで混乱させる必要があったのでしょうか。
 停電した信号での死亡事故も起こっています。警察はすべての交差点に警官を立たせるには手が回らないそうです。おかげで緊急車両も出動します。そして給油渋滞で右往左往します。原発を持ち出すまでもなく、東電による人災でしかありません。

 こんな意見は後出しジャンケンみたいなものでしょう。やってみて、ここまで影響出るとは思わなかった、というのは私も思うところです。これまで実施したことの無かったことを、やったのですから手際が悪くて当たり前とも言えます。
 しかし、被災地はもちろん、その他でも病院とか鉄道とか、そういった施設までストップさせるとは、想像しませんでした。当然、除外すると思っていました。停電は一般家庭が基本的なターゲットで、公共施設やインフラ関係は、一般家庭や商業施設の停電で足りなくなったら実施する奥の手だと考えていました。
 東電は、電力を数値でしか考えていなかった。場所や使い道まで考慮していたわけではなかった。その点は、しっかり反省してもらいたいものです。
 東海地震のときは頼むぜ……

 そこらへんを鑑みたうえで。
 影響の無い地域は普通に生活すれば良いと思います。渋谷とか新宿の、騒音としか思えないBGMが無くなれば快適だろうからガンガン節電すれば良いと思うけど、暖房を切ってみんなで風邪をひいては余計な問題が増えるだけです。足下が暗くて転倒するとか。気持ちはありがたくても迷惑をかけては意味がありません。
 行き過ぎた自粛には疑問を感じます。マラソンだってゴルフだってやれば良いですよ。場所を西日本に移す必要はあるでしょうが、日本全国でいつまでもお通夜ムードでいると疲れてしまいます。被害を受けていないひとまでが、あれもこれも我慢することは経済の停滞を招きます。原発の様子は心配ですから、外国からの観光などはしばらくあてに出来ないでしょう。天下の台所にはおおいに経済を回してくれることを期待します。
 何事もやり過ぎは良くない。

2011.03.20 Sunday 20:48 | - | - | -

明日は船に乗る

 なんかもうやたら疲れているのですが、気晴らしに明日はコレ(YOKOSUKA軍港めぐり)に行ってきます。寒そうなので、防寒防寒! 冬山に行く知人に上着を借りました。大げさでしょうか。
 観艦式予行に続く、いや、その後の呉・江田島に続く、私の軍艦写真コレクションが増える予定です。
 たーのーしーみー! と思いながらカシミヤのセーターを引っ張りだして来たら、袖の接いであるところがほつれていました。ユニクロ……

2011.03.10 Thursday 20:42 | - | - | -

とりあえず

 あれこれいじったらなんかこのままいけそうな感じがしてきました。処理が重くなっているのは確かなんだけど、β版ってのがやっぱ不安。でもプログラミングをちっともさっぱり分かっていない私が付け焼き刃の理解を実践してみた現状も不安。でも様子を見てデータベース利用に移行すると思います。現状をこのままグレードアップするのではなく、余計なデータを整理して、それからですね。
 そんなわけで試験的に設置したほうのブログは……どうしようかな、たいしたこと書いてないし、いずれグレードアップしたときに統合するかもしれません。テンプレートの編集等、まだちょっと練習に使うにあたり、ひそひそと。

 今年の確定申告が一応全部終わりました。もうね、弟の理解能力の低さに疲れました。これは国税庁のシステムも良くないと思うけれど、e-Taxシステムの利用者識別番号とそのパスワード、住民基本台帳カードのパスワード、公的個人認証のパスワード、と三種類パスワードが必要でして、こいつがこんがらがって区別出来なかったみたいです。これ、三つとも桁数が違うから、それだけでも区別出来ると思うんですが、なのに違う番号を入力していて「合っているはずなのに進まない」とか言い出すの。
 確かにね、確かにね、知らない言葉ばかりだし、説明もくどくて分かりにくいし、もうちょっとなんとかならんのか! とは思います。「次へ」すら分かりにくい。
 一種の才能じゃね? わざと小難しく作る才能。「次へ」を押すと警告みたいなのが出ますがそのまま「OK」を押して構いません、みたいな取説が欲しくなるもの。

2011.03.02 Wednesday 22:10 | - | - | -

ちょっと解決

 昨日、検索が3つづつ出る〜と嘆きましたが、途中までインポート出来たが途中で力つきた(データが多すぎるためにセッション切れ)ときの成れの果てのようです。記事IDが急に飛んだのも納得。追加された分だったようです。
 さて、今日のこれはどうでしょう。

23:55追記。
 前回プラス1でした。安定はしているんだなあ。このデータをそのまま活かしてデータベースを利用するタイプに変更すれば動きが良くなるかもしれない。新規かグレードアップかはまだこれから考える。

2011.02.28 Monday 22:01 | - | - | -

さらに実験

 β版ブログ更新しました。
 というまたつまらん内容の記事を書いています。さて、この記事の記事IDはどうなるか、またすごい飛んだ番号になるのかな。

 4月になったら春のどきどき銃砲一斉検査、いつぞや佐世保のスポーツクラブで事件が起こったときは2月に早々と検査があり、家庭訪問までありましたが、その後はそれ以前と同じ感じです。私は来年の誕生日までに所持許可を更新しないとなりません。しかし、今、譲渡しようかどうか迷っています。
 今年の4月から、神奈川県立射撃場がオープンするという噂、本当か嘘か、射撃場の入口にあるらしいとか、指定管理者を去年募集していた(が、選定されていないような→http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/sports/kanri/isehara/index.html)とか、いろいろ聞くんですが、本当にオープンするならまたやりたい。けど、もしまた延期されるならば、来年の所持許可を更新せずに、私が射撃を始めた高校の部活の後輩に譲渡して使って欲しいと思っています。
 どーなの?
 もうね、10年も射撃場を閉鎖しているなんて、騙されたとしか言いようが無い気分です。最初、閉鎖は3年って話だったんだぜ……

22:24追記。
 記事IDは昨日プラス1でした。もう少し様子見……かなあ。
 いやでも、今記事検索してみたら、同じ記事が三つずつ並びました。変すぎる。

2011.02.27 Sunday 18:31 | - | - | -