プロ初優勝おめでとう!
石川遼プロ転向後ツアー初優勝!
中継観てました。16番のロングパットはすごかったです。17番は落ち着いたパープレイ。18番のウォーターショットは距離もバッチリでピンへ寄っていくのが本当に見事でした。深堀の18番のロングパットも気迫を感じる一打で、ぞくぞくしました。今日観戦に行ったひとはラッキーだと思います。深堀も石川も安全なプレイをしないでガンガン攻めていたので楽しかったです。あのふたりの挟まれてプレイしていた広田のプレイは、申し訳ないけどおどおどしているというかパットにも力強さが無く、ちょっと気の毒なくらいでした。昨日18番で10メートルのパットを決めてイーグルフィニッシュし、万歳したひとと同一人物とは思えない。
石川の優勝インタビューは、途中で泣きそうだったとか実は優勝狙ってたとか最後のパットは手が震えたとか、涙交じりで初々しく、正直で礼儀正しく好感の持てるものでした。ホールアウト後に最終組の三人が肩を叩いてお互いをねぎらう様子が、スポーツマンって感じで実に良かったです。腕を組んだ深堀が睨みつけるように石川の最後のパットを後ろから見ていたのは怖かったけど。あれで石川が外していてプレーオフになっていたら、小技の利いている深堀が貫録勝ちしたと思います。
石川の初優勝も見たかったけれど、深堀の三年ぶりの優勝も見たかった。16番でのボギーが痛かったなぁ。石川が見事な見事なロングパット、深堀はほんの40センチくらいが入らずボギー。ここで今日の明暗が、とは私も思いましたが、16番までは画面の右上に出ているコピーが「深堀VS石川」だったのに、その後「石川初優勝へ」となっていたのはちょっとやりすぎかと。気が早いよ!
石川は70-70-70-69のイーグル無しで、わりと我慢のゴルフだったように見えます。ダブルボギーも無かったので安定したゴルフだとも言えますが。ただ、最終日はワンパットで沈めるのが多く冴えていたと思います。
31日の夜に米軍座間キャンプで行われたハロウィンパーティーのロックバンド演奏が時間がおしていて深夜帯になってしまい、苦情が200件を超えたらしいです。あーあ。独立記念日やハロウィンという日本人にとって大騒ぎをする理由が感じられないときに大騒ぎをするとこういうことになる。クリスマスや新年のカウントダウンだとそこまで目くじら立てないもの。
昨日は去年も行った某女子大の大学祭へ彼氏と行ってきました。去年、非常に面白い女子学生がいて、ものすごく不恰好で出来の悪いひよこの小さいぬいぐるみのようなものと、ひよこのシールで封がされたクッキーやらマフィンやら、手作りのお菓子を売っていました。比較的上手な出来の熊やらウサギやらのぬいぐるみが50円なのに、その不細工なひよこが200円という挑戦的な値段設定で、この差はなんだと訊いたところ、ひよこの目に使っている糸が高いのだと力説されました。その手芸とお菓子作りのサークルのイメージキャラクターがひよこらしく、ひよこは一番力を入れているのだという主張でした。
でもどう見たって小学生の家庭科の作品だってもっと上手いだろというひよこなのですよ。しかし私も彼もその女子学生があんまりにも一生懸命で面白いので、その人柄がとても気に入り、ひよこのぬいぐるみをひとつ買いました。お値段は相談に乗るというので、100円のクッキーと合わせて350円なら買おうと言ったら商談が成立しまして、ひとつひとつ表情の違うひよこたち(それもまた工夫した点なのだそうです)から、もっともやる気のなさそうな表情のひよこを彼が選び、超嬉しそうな「ありがとうございましたー!」に見送られて帰りました。
というのが去年の話。今年もあのひよこ娘を探そうぜ! と勇んで行ったのですが、残念ながらご本人は卒業されたとのことでした。しかも、手芸をやっていた学生が卒業してしまい、今年はお菓子だけだったのです。彼の落胆は激しく、お菓子も買わずにふてくされてしまいました。馬鹿か。ただ、イメージキャラクターのひよこの抱えるほどでかいぬいぐるみはありまして、記念に写真だけ撮らせていただきました。帰りにまた寄ったのですが、お菓子だけでもやっぱり買おうと思って、でも店じまいした後でした。彼はアンケートに、ひよこが一番良かった、来年も期待していると書いてました。なので、来年も行くと思います。
帰りはたこ焼きを買って帰りました。8個で380円って……小さいわけではなく、直径4センチくらいありました。千葉は物価が安いのかな。東京と比べるのが間違っているのだとは思いますが、驚きました。帰宅したときにはもう冷めてましたが、美味しかったです。これもまた来年も寄らないと。
そうそう、女子大の図書館ではオズボーンコレクションの展示がありました。こないだ卒業した大学の先生が学園祭でオズボーンコレクションの紹介をしてくださったのですが、私はオズボーンといえばオジーだと思っていたので、そのときのお話が半分も理解できずにいました。その後調べたりしてオズボーンコレクションとは何かくらいは分かったのですが、今回改めて本物(復刻版ですが)を見ることが出来てとてもためになりました。
図書館のある建物の1階では古本市がありまして、横溝正史『横溝正史長編全集7』、筒井康隆『俗物図鑑』、遠藤周作『海と毒薬』、マーク・トウェイン『王子と乞食』を買いました。各50円。超お買い得。その古本市の係の女子学生に、お客の男性が「トイレどこですか」と訊いていて、「男子トイレ……???」と学生数人が一生懸命地図を見ていたのがおかしかったです。さすが女子大! 7階建ての2階と5階にしか女子トイレの無かった工学部とは違うぜ。