島耕作ケータイ
出るらしいですよ。ガンダムケータイよりは恥ずかしくないような気もするし、よりいっそう微妙な気もします。いっそエヴァンゲリオンのほうがすがすがしいかもしれません。当然ながら本体はパナソニック製で、本体には「HATHUSHIBA」のロゴ入りだそうです。売り場を冷やかすくらいはしてみようかな、と思います。嫌いだけどね島耕作。
金田一耕助の予習のため『横溝正史自選集1〜7』を読んでいるのですが、これが期待以上に良い本なので助かっています。巻末の付録資料が充実しているのです。初版本の後書きや連載当時に他で書いた解説、関連エッセイ等がまとめられており、時代背景や裏話めいた述懐などによりいっそう作品を楽しめるようになっています。目次の前に1ページ著者の写真があるのも良いです。『八つ墓村』は細君もご一緒でした。
金田一耕助は、一応全部読んでいるはずなのですが、読んだ時期が小学生と高校生とに別れているため、記憶が曖昧なので本当に色々と助かります。
『金田一耕助の帰還』も巻末に「金田一耕助誕生記」があり、興味深いです。作品解説も大雑把ながら的確で、この短編集はいったん短編として発表してから後に中・長編化されたために単行本化されていない原型短編の作品群なので、どっかで見たことあるよーというのが多く、ああこれが『白と黒』の原型なのねーなるほどねーみたいな楽しみもあります。ただ、全体として同じような構成の話ばかり並んでいるのでちょっと途中でダレました。それに、なんだってこんなに同性愛者ばっかなんだろう。疑問です。こんなにあちこちいるものなのでしょうか。うろついていたらうっかり発展場って、そんなの東神奈川駅近くの公園くらいしか私は知りませんが。
ワタリウム美術館の今月末の講演では、金田一耕助は東京から地方へと旅する探偵である
という触れ込みですが、短編はたいていアパートで寝てたら客が来たって感じで始まるので、ちょっと違うんでね? と最初から違和感を持っています。でも楽しみ。
幕下の琴国が全勝で、このまま優勝してくれーと応援しています。琴国はあんまり記憶が確かではないのですけど、以前は十両にいたような気がするんですよ。それでもう若くは無い力士のような気がします。ここらでもうひと頑張りしてくれると嬉しいのですが。渋谷さんは2勝3敗です。負け越しは避けたいところですが、幕下上位にくると負けが込むというのはやはり力不足なのだろうなと感じます。
で、結局白鵬なのかな、やっぱり。分かっちゃいるけどそれじゃつまらない。雅山……
つまらないので、白鵬が優勝と仮定して早々と三賞の予想など。1敗で優勝なら殊勲賞は安美錦です。敢闘賞はやはり雅山でしょう。このまま最後まで優勝争いに絡めばね。技能賞は難しい。幕内下位の中継をほとんど観ていないので。しかし、上位から見るならば、安美錦と琴奨菊かなと思います。