ブルーフィルム

　それは火曜の夜なんだよ。水曜じゃないんだよ。
　というわけで、『魍魎の匣』アニメの第1話を見事に見逃しました。友人の経済学者は観たそうです。「少女ふたりがあははうふふといちゃいちゃしているのをいたたまれない気持ちで見ていたら終わった」という感想を聞かされました。彼はキャラデザインが誰か知らなかったので、第一声で「うへえ」と言いそうになったと言ってました。ほらね、そうだよね。あの関口さんじゃ榎木津さんに「きみは猿に似ているね」と言ってもらえないよね。くそぅ、来週は絶対に観る。録画頼んでおこうかな……
　マニメは観ます。忘れてません。今夜ですよね？
『チェーザレ』5巻買いました。ジョヴァンニ閣下は相変わらず可愛らしくしかし憂いのあるお方だと思いました。チェーザレ様の奔放なところも相変わらず。こういう、フィクションだけど史実に基づいている話は、意識してキャラ読みしないと辛くなってしまいます。物語の膨らませ方とかは別として、彼らがどうなるか知っているわけで、以前八甲田山は苦手だと書きましたが、同じ感じです。誰がどこでどんなめにあってどんな最期を迎えるか知っていながら、何も知らない彼らを見るのが辛い。神様視点になれないです。
　今週の『ジパング』感想を少々。私、柳と米倉は、なんだかんだで生き残るタイプだと思っていたから油断していました。米倉がかわいそうなことになっていて、心配です。申し訳ないけど角松と一緒なのがますます不安な気持ちを掻き立てます。でも草加の底意地の悪さに嬉しくなりました。そうこなくちゃ。
　どうでも良いですが、漫画『終戦のローレライ』4巻の表紙を今日初めて見ました。少年・少女・少年と続いて4巻でいきなりオッサン二人の意味深な絵は、話には聞いていましたが……ちょっと先任！　こりゃあ次はキモイ朝倉大佐をと期待する声があったのも頷けます。でもあんな二人も褌なんだよね、と帝国海軍の軍服を見ると条件反射のように褌が連想されます。

　JAXAの相模原キャンパスで「M5」が常設展示されるそうです。使い道も無く、廃棄にも金がかかると放置され、資料としての価値はあるからとりあえず展示、となったらしい不憫な「M5」です。種子島は行ったくせに、近いはずの相模原に一度も行ったことがないので、これを機に行ってみようかと思います。