雪山への憧れ

 職場で「嫁がほしい」という話をしました。
 三つ指なんてついてくれなくていいから、起きたらご飯が出来てて、先に寝ててもいいから帰るとご飯が出来ててお風呂が沸いてて布団はお日様の匂いがするの。
 一人暮らし歴が長いほど嫁を欲しがる傾向にありました。欲しい! 嫁! ちゃんと稼いでくるから! たまにはブランド物のバッグも買うから! 記念日には有給とって一日一緒に過ごすから! みたいな。
 夜中まで仕事して帰っても、家のことちゃんとやってくれる嫁がいたら、その寝顔眺めるだけで彼女のために頑張れるって。

 で、これ、女同士だから冗談で済むけれど、男が言ったら超セクハラですよね……男って不便だなあ。
 しかし、じゃあ自分が嫁になって誰か男を支えたいかと言われるとそんなことはなくて、仕事したいのよ。だから嫁が欲しいの。
 女同士なら一緒に化粧品買いに行ったりエステに行ったり出来るよね、良いかもとあまりよろしくない発想に繋がっていくくらい、自分は働いていたいの。
 給料が安くて休みが無くて上司がムカついても。

 ただ、やはり子どもは欲しいので、女同士よりも家を守ってくれる男と結婚したいのね。
 でもそんな男はほいほいそこらにいるわけが無いから、結婚できない。好きになった男がそういうタイプだったらラッキーだけど、そんなうまい話も無い。
 トレッキングは好きだけど、とても雪山には登れない。たまの休みにちょっと楽しむだけの登山は好きだけど、アルピニストになりたいわけじゃない。でも、雪山には憧れる。
 そういう思いが、結婚して子どもがいて働いてという女性に対してあります。

2007.10.03 Wednesday 23:58| comments (0) | trackbacks (0) |