八甲田山
日本映画専門チャンネルでやっているので観ています。私は実はこういうのが苦手です。物語なら良いんだけど、実話で、こういう、ほぼ全員死ぬと分かっているのを分かっていて観るのは辛いのです。物語なら、所詮は物語だと思って、たいしてというかまるで気持ちは痛まないのですけれど、実話だとね……あ、あいつ山小屋のそばで死ぬんだよね、みたいなのがもう、ダメ。そいつが喋ってて笑ってて、それだけで本当にダメ。しかも八甲田山、死ぬひとばっかりなんだもの。次々死ぬんだもの。ほとんど死ぬんだもの。
昨日の「ローレライ」なんかツッコミいれまくって笑いながら観てたんですが、八甲田山はダメ。ほぼ全滅なのは同じなんですが、絶叫マシンで最初に落ちるときみたいなぞわって感じがします。もうほんとダメです。絶叫マシンは全然平気ですが。
八甲田山を観ると、組織は指揮官次第だと痛感します。