名乗るほどの者ではありません

 酔っ払って暴力も、態度が悪い若者も、電車内でカップめんも、世の中には他にもいます。私は2009年にカップめんの男性を神奈川県内の私鉄で見かけたことがあります。さすがに呆れました。
 どれもこれも確かに誉められた行動じゃないし暴力に至っては犯罪とも言えますが、マスコミや世間がよってたかって騒ぎ立てることなのか、おおいに疑問です。
 騒ぐひとたちは、ただ騒ぎたいから何か騒げる材料を日々目を凝らして探しているだけなんじゃないのか。
 朝青龍や国母氏については目立つ立場だからこそマスコミが食いついてこき下ろしては騒ぎを大きくし、それに乗っかった人々が彼らを非難することで個人的なストレス解消をしているだけじゃないのか。カップめんの女性はそれを不愉快だと思った誰かがついたーに晒したわけですが、それを見た利用者は「市中引き回し」や「のこ挽きの刑」と同等の扱いとし、集団で叩くことで個人的にストレス解消しているだけじゃないのか。
 なんとなくイライラしている、むしゃくしゃしている、だからちょっとした(朝青龍はちょっとしたなんてレベルではないと思うが)逸脱行為を、鬼の首でもとったかのように騒いで責め立ててスッキリ! そういう行為に見えます。
 逸脱行為をしたという、攻撃の大義名分を与えてくれる誰かを、匿名で陰湿に攻撃してストレス解消を図っている。しかも、ひとりでやるのではなく、マスコミやネット上のコミュニティを利用して吊るし上げ、みんながやっているからOKという雰囲気まで作っています。
 秋葉原で誰彼構わず刺したりしないで、もっと手軽に安全に、他人を攻撃してストレス解消。
「カッとなってやった。今は反省している」レベルです。反省どころか正義のつもりが見え隠れするところがより悪質にも思えます。「国を代表しているのだからもっと行儀良くしろ」とか「横綱なんだから暴力をふるうな」とか、変な指摘ばかりなのに。横綱じゃなくたって暴力は犯罪ですし、そこらの大学生がバイト先であの態度なら叱られるでしょう。
 逸脱行為は確かに問題ではありますが、それを利用して鬱憤を晴らしているように見える騒ぎ方も問題だと思います。

 かっぷめんの女性を晒したひとに関しては、逆に「盗撮」「名誉毀損」などとご自身も巻き込まれてしまったようで、それがネットの怖いところです。
 でも、犯罪者として逮捕されたり社会的に抹殺されたり仕事を辞めさせられたりはしないでしょう。せいぜい、ネット活動が制限されるくらいで、ほとぼりが冷めれば恐らく同じことを繰り返します。きっと今回の件で学習し、次回はもっとうまくやるでしょうね。

2010.02.17 Wednesday 23:19| comments (0) | trackbacks (0) |