水着問題

 選手に非はないだろうけど、水連にはかなりあるだろうなあ〜と思います。だから、ミズノとかは水連からはガッチリお金ふんだくったほうがいいと思うよ。これからの付き合いのこととか、選手を恐縮させないようにとか、あるんでしょうけれど。水連はなんだか高野連よりもダメな組織っぽいことをしっかり露呈したので、企業が水連を責めるとまわりまわって選手へ直撃しそうだと企業側も警戒した結果の「お咎め無し」なのでしょうか。
 今回の水着が、泳ぎをサポートしすぎじゃないか、という考えもわかるのですが、陸上の靴があれだけ改良されていて合法なのだから、水着も今くらいなら問題ないと私は考えます。アベベの時代は終わったんですよ。だいたいサポートしすぎるのは不可と言ったら、走り高跳びのポールもダメだし質の良い砲丸もダメでしょう。ゴルフの高反発はさすがにアウトになりましたが、テニスや卓球のラケットだってそれなりに日々改良が加えられてイタチゴッコをしているわけですから、水着のあの程度は可愛いものですよ。
 だったら全裸で泳ぐのが一番公平じゃないですか。極論ですけど。どこからどこまでがズルで、どうだったら正々堂々としているのか、そんなのはどこまでやったってグレーゾーンで誰もが納得なんて出来ないことなのだろうから、だからこそ水連にはもっと毅然としてもらいたかったと思います。

 北京つながりで中国の地震を思い出したのですが、『十二国記』みたいな「天変地異は政治が悪いから」のお国柄でしょう? 中国って、考え方が。いや一口で「中国って」なんて表現したら無理があるんですけれどもそれはおいといて。これだけ大きな地震が起きたら、そういう思想の持ち主はそろそろ次の天災の心配とか、政権交代とか考えているのでは無いでしょうか。
 天災で自分の進退を考えなければならなくなる為政者も大変ですが、じゃあすぐに生贄を、となる思想とどっちが乱暴なのかと考えると、判断できません。

2008.06.11 Wednesday 21:02| comments (0) | trackbacks (0) |