葡萄ハンティング
午前中に美容院へ行く予定がなくなったので、それは昨日うっかり桝席を購入したための資金不足ですが、とにかく美容院に行く予定の時間が空いたので、彼氏を誘って葡萄狩りに行きました。父に車を借りて良いか訊いたらダメだったので、彼に声をかけたら、昨年の葡萄を実に気に入っていた彼はあっさり車を出してくれました。
行ったのは山梨県にある奥屋敷葡萄園です。我が家では20年ほど毎年行っているところで、去年は10月12日に行っています。約一ヶ月早かったので、去年あった甲州や甲斐路が出ておらず、状態の悪いものしか無かった巨峰が少しだけ残っていました。彼が去年ものすごく気に入っていたロザリオビアンコやレディスフィンガーがとても良い感じでしたが、我が家で良く買うベリーAはまだでした。しかし、試食して味が良ければお持ち下さい、とのことだったので少しいただきました。確かに酸味が強かったですが、元々酸味の強い葡萄なので、まあ良いかなと思って購入してきました。初売りが女性客だと良いとのことで、お役に立てたようです。
奥屋敷葡萄園は、名前のとおり奥まったところにあり、入るべき小さな路地がとても分かりにくいのですが、ナビ子は「目的地周辺です。案内を終了します」とその曲がり角を指示する前に終わってしまいます。まったくナビ子は役立たずです。路地を覚えるまでは、彼も私を連れて行かざるを得ないでしょう。
ハンティングというよりもショッピングですが、良い葡萄が手に入ったので満足です。中央道はまったく渋滞しておらず、談合坂SAも混雑していませんでした。SAで売っていたご当地アイス、巨峰アイスはほんとに巨峰なのに、甲斐路アイスが葡萄の甲斐路ではなく、巨峰と白桃のミックスなのが納得いきません。巨峰より甲斐路のほうが美味いと思うんだがなあ。
葡萄を食べると眠くならないそうですよ、と葡萄園のおばちゃんが教えてくれたので、もうなんだか眠くてしょうがないですが、葡萄を少し食べてから結婚式の二次会へ行ってこようと思います。ではでは。
23:13追記
二次会から帰ってきました。寝そうだったのでお酒は飲まずに、グレープフルーツジュースばかり飲んでいました。立食形式だから寝ようにも寝られないのだけども。
新郎新婦ともに高校の射撃部の後輩なので、メンバーは高校・大学の射撃関係者と新郎の大学・大学院の同級生がほとんどで、つまり、男ばっかりでした(笑) 知らない後輩も多かったですが、気安い集まりだったので、半ば同窓会めいた雰囲気で面白かったです。
帰りは独身集団で、次は誰かなーという話をしましたが、現状で婚約中を除いた未婚の面々は「結婚したいなぁとは思っているが漠然としていて相手を積極的に探す気は無い」「結婚という制度そのものに興味が薄いが一生独身もどうかなぁという程度」「交際中の相手はいるが現状で満足しているし結婚したほうがお互い都合が悪くなる(仕事とか)」というカテゴリのどれかに分類されてしまう感じだったので、残りはもう結婚は無いんじゃないのという結論に達してしまいました。
モラトリアムだねえ。社会的な通過儀礼だと分かっていて、なおかつ儀礼だけで結婚するのも相手に失礼などと嘯く余計な知恵のついているあたり性質が悪い。参加者の約3分の1を占める既婚者を眺めながら「最近周りがどんどん結婚していて……その自由の無さにぞっとした。ああはなりたくない」と発言する女友達に同感。昔だったら「私も結婚したい」とか「羨ましい」とか「焦りを感じる」が「……」の後に続いたんだろうに。
少子化対策は、小学校から「早いうちに結婚して子どもを育み家庭を築くのが人間の幸せ」という教育をするのが地道だけれど一番確実だと思います。