JR駅首都圏禁煙
JR東日本が、来年4月1日から首都圏の全駅で全面禁煙にするそうです。ホームの喫煙スペースも撤去の完全禁煙です。たいへん喜ばしいことです。ただし、排煙装置を完備した東京・上野・新宿・大宮4駅構内の喫煙ルームや飲食店では喫煙できるとのこと。まあ、せっかく隔離部屋作ったんだから、減価償却するまでは使っていただきましょう。私の払った運賃だ。
問題は、我が家の最寄駅と職場の最寄り駅が「首都圏主要17線区」に入っているのかどうかです。東京駅を起点とした30〜50キロ圏内は微妙なラインです。そもそも「主要」線区なのかというあたりからダメな気がします。
やっぱり自宅近くはダメでした。JRにとって「主要」ではないらしい。首都圏の一定エリアにおける全面禁煙の実施について
ダメといえば、神奈川県が制定しようとしている「公共的施設受動喫煙防止条例(仮称)」は、一定規模以下の飲食店に対する規制の猶予期間(3年)を盛り込んだ素案が発表されまして、県内の飲食店の約7割が対象というダメさです。9月公表の骨子案でクラブやパチンコ店などが規制から外れて、ずいぶん骨抜きになった条例案でしたが、ますます意味の無さそうな状態になっています。あーあ。期待していたのに。
大分キヤノンの大量リストラとその救済策のニュースを見ました。キヤノンはここ数年で何箇所も工場や研究所を新設しています。
川崎市の矢向、柳町、塚越、弘前市の北和徳が終了し、現在再び川崎市で新築が進んでいます。大分の新工場と違って建築計画が途中で頓挫することも無く、早く持って来いと急かされています。これが土日出勤の一因ですよ。トヨタだってアメリカの新工場の操業開始を遅らせているのに。
現場をストップするほうが規約金等で出費がかさむのかもしれないですが、約5年に渡って新規工事が続いているキヤノンでの大量リストラには驚きました。大分の件では社員ならびに採用が内定されている方についての雇用への影響はございません
とニュースリリースにはありますが、非正規雇用者は1100人以上の人員削減がされるようです。作った工場で働くひとがいないじゃない。夜なべしているのが馬鹿馬鹿しくなってしまう。私にとってはその程度の問題ですが、雇用されている方にとっては文字通り死活問題です。ニュースリリースからはそういう面は見えてこない。良い顔するのが当たり前だけど。
景気が回復してきたら、また改めて非正規雇用者を採用するのでしょうか。最大電力に合わせて発電所を作るのと同じような危うさを感じます。
栃木の親戚が危篤になったという連絡がありました。最近葬式ラッシュで出費がすごいです。これが年明けまで続くと来年も喪中はがきです。どうやら母と折り合いの悪い親戚でして、母は「死んでも行きたくない」と言いつつ「死んだら行くしかない」とも言っていて、この「死ぬ」のが誰かというのがさりげなく変わっているところが面白いなあと思いながら愚痴を聞きました。
ところで、いまどき官製なんて言葉を使うのは官製はがきくらいだと思うのですが、この官製はがきは実はもうとっくに官製じゃないのよね。不思議。
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