ゴーゴーミッフィー展・横浜そごう

 どうやらRSSがうまく反映されていない感じ……? safariですと、atomの表記が出ず、RSS1.0はあるけどリンクをクリックすると「公開処理はスキップされました」ってなります。でも、アドレスバーの「RSS」ボタンをクリックするとちゃんと出てくるのです。なんだろ? システムのバージョンアップもしてみたのですが改善されません。
 個人的にはまず使わないRSSですが、利用者もいらっしゃるようなので気になります。超不便! という方がおいででしたらご一報ください。とりあえずよく分からないのでほっときますので。

 こっから本題です。
 今日は横浜そごうで開催されている「ゴーゴーミッフィー展」に行ってきました。8月13日に名古屋の松坂屋で開催されているのを涙を飲んでスルーし、横浜開催まで待っていたのです。横浜での協賛、ハックドラッグでは、現在オリジナルミッフィーグッズのポイント交換キャンペーンが行われています。私はハックドラッグを利用していないのですが、彼氏がポイントカードを持っていて500ポイントで交換出来るケース付エコバッグを交換しちゃうかどうか日々頭を悩ませているようです。
 彼は、そごう美術館のお土産売り場をうろうろしぬき、グッズを手に取ってはカワイイカワイイと連発していました。基準がよく分からないのですが、うさうさしているとかうっさりしているとか評価を下していました。そして、全体的にオレンジのうさぎばかりだと少し不満を漏らしていました。でもって、自宅にある黄色いうさぎが一番可愛いって。変質者だなもう……しかし、彼は私がうさこを好きだと言ったからうさこに興味を持ったのであり、他にもカープとか潜水艦とか、私が好きだと言ったものに興味を持ってくれて、ええと、主体性が無いだけかもしれません。

 さて、まずはチケットからです。チケットは、前売りをローソンで購入すると200円引きの800円なのですが、まったく可愛くないローソンのチケットとなります。当日券は可愛いうさぎのイラストで、1000円。さあどうする!
 彼がネットで調べたところ、口コミでは「そごう美術館の入り口で申し出ると、うさこイラストのチケットと交換出来る」とのことでしたが、半信半疑の私は当日券狙い、彼はローソンで前売りを買ってみました。
 結論は、「美術館で替えてもらえる」でした。大事ですよこれ。
 彼は何となく勝ち誇っていましたが、良いのです。私はうさこのためなら200円くらい惜しくないのです。でね、しかも、私は緑色、彼は青色と、2種類のチケットが手に入りました。結果オーライです。ああ可愛い。twitterに載せたチケットの写真です。どうですか。2種類ですよ。
 展示はまあ、こないだ多治見でも見たばかりですし、横浜そごうでのミッフィー展は、過去にも数回行ってますからね、目新しいというほど目新しいものはありません。50 years with miffy ミッフィー展も行ったしな。ボツ原画も、美術手帖 2010年 04月号 [雑誌]でけっこう見たし。
 それでもミッフィー展があれば足を運ばずにはいられません。周囲がうさこだらけである、という環境を味わえるからです。あれですよ、ディズニー好きなひとが、とくに新しいアトラクションがあるわけでもなんでもないのに頻繁にTDLやTDSに行ってしまう心境です。もちろん、5年経って新作も出ていますし、変化もありました。私は、私の彼が「肌が黒いから悪そうだ」として「わるうさ」と呼んでいる黒いうさこ―――何度人種差別だと言ってもきかない―――めらにーが「にーな」に今月から改名するというのを知りませんでしたし(美術手帳に載ってたっけ?)、55歳記念の各著名人からの誕生日カードは面白かったです。しりあがり寿氏と安野光雅氏が面白かったな。私はさくらももこ氏のセンスをあんまり好きではないので、さくら氏が作詞している展覧会オリジナルバースデーソング「ハッピーバースデーミッフィー!!」に全然興味が持てませんでした。
 ところで、今回のミッフィー展はそごう美術館25周年記念も兼ねています。そごう美術館は、企業の美術館としては珍しく登録博物館です。って以前も書いた気がします。でも繰り返し書きますと、博物館は博物館法第2条によって定義される「登録博物館」、それに準じた法制上の扱いを受ける「博物館相当施設」、博物館法の適用外となる「博物館類似施設」の三種類に分けられまして、日本中ほとんどの博物館が博物館法が適用されない「博物館類似施設」です。しかしそごう美術館は教育委員会の審査を受けた登録博物館です。
 2000年にそごうが経営破綻したとき、こりゃ閉鎖かなあと思いましたが無事でした。千葉と奈良は閉鎖でしたが。
 そごうがなんとか踏みとどまったのに横浜三越は閉店し、横浜駅周辺よりも桜木町へ観光客は流れ、横浜美術館のほうがよほど知名度もある中で、変わらずうさうさ展をやってくれるのは嬉しいことです。からくり時計はなくなりましたが……
 話が逸れ過ぎました。展示はだいたいが絵本の原画とデッサンとボツ原画で、制作の過程で試行錯誤している様子を主に紹介している感じ、でしょうか。デザイナーとかだったらものすごく食いつきが良い展示だと思います。私は単なるうさこ好きですから、うさこに囲まれてあー幸せ、てなもんです。
 展示の最後は、先ほども述べたミッフィーへの誕生日カードで、入場者もうさこにカードを送ることができます。フェリシモが主催しているようです。『みんなで贈ろう! ミッフィーを祝うバースデーカード』キャンペーンのカードと色鉛筆がテーブルに置いてあってその場で書けます。その部屋は絵本も展示してあり、すべて読むことが可能です。展示物にはお手を触れないでくださいが美術展では普通ですが、この最後のゾーンだけは手に取って楽しむことが出来ます。私の彼氏はお気に入りの「おばうさ」つまり『うさこちゃんおばけになる』(4才からのうさこちゃんの絵本セット1) を読んだり、熱心にカードに記入したりしていました。あの真剣さは多治見の陶器博物館で素焼きにうさこの絵柄をつけていたとき以来です。
 彼は何故かゴーゴーミッフィー展のことを「しまうさ展」と呼んでいて、以前縞模様の服を着たうさこのことを「しまうさ」と言っていたのでそれかなあでも変だなあと不思議に思っておりましたら、なんと、カープの嶋重宣外野手の「しま」でした。彼は背番号55なのです。それで「くりくりうさこ展」という表現にも合点がいきました。カープの栗原健太内野手は背番号5ですから、二つ繰り返して「ゴーゴー」なのでしょう。こんなしょうもないナゾナゾで一週間くらい首をひねってました。馬鹿だ。
 今回のミッフィー展は、ミッフィー展に慣れたひとにはいつもの展示とも言える内容ですが、他でのうさこ展をあんまり見たことの無いひとにとっては新鮮で面白い、興味深いものだと思います。前売り800円なら納得のお値段かと。百貨店価格で。
 今回のグッズで一番目を引いたのはスタッフTシャツでした。まるの中に「うさこ」とでかでか書かれた、良くあるお名前ハンコみたいなのが背中にどどんとありました。ゴーゴーミッフィー限定グッズだとそのシールが貼られています。可愛い系のミッフィーでああいうシンプルにもほどがあるというものは初めて見ました。還暦ミッフィー展があったらまた行きます。楽しみ。長生きしてよねブルーナさん。

twitterでの関連発言のリンクを貼っておく。自分用メモ。
  • 2010.10.02 10:05 PM 名古屋で貰ってきた、松坂屋のゴーゴーミッフィー展のちらしと、先日横浜そごうで入手したそごうのゴーゴーミッフィー展のちらしのデザインがちょっと違う。紙質は松坂屋のほうが良い。一番驚いたのは、松坂屋の入館料が800円で、そごうは1000円であることだ。
  • 2010.10.02 10:12 PM この「うさこ」表記は、ちょっと新鮮で面白く、気に入っている。そごう美術館のスタッフTシャツは、この「うさこ」マークがでかでかと背中にあって、実に魅力的だった。 http://shlink.st/kwG
  • 2010.10.12 06:23 PM つまり、ゴーゴーミッフィーですよhttp://shlink.st/mdp
2010.09.26 Sunday 20:32| - | - |