9月18日20日横浜スタジアム
書きたいことはたくさんあるのに、長時間画面を見ているのが辛くしばらく気軽なtwitterでふらふらしておりましたが、あれはやっぱり言いたいことを言い尽くした感を味わえないので、よれよれなりに書いてみようかと思うヒマな週末です。昨日もジムへ行きたかったのに頭痛で動けず、20分書く→2時間寝る→30分書く→1時間寝るみたいな感じで書いてました。文章がちゃんとつながってなくて不満なのですが、しょうがない。
じゃあ野球なんてどうでも良い話題はよせ、と言われそうですが、今季最終(にしたい!)カープ観戦の感想を。
今季最終にしたいのですが、倉を好きな彼氏がガチャガチャをやりに神宮へ行きたがっているので、6日か9日に神宮へ行くかもしれません。いつも一緒に観戦に行っている同僚が、神宮のガチャガチャでTitanium Sportsとかコラントッテみたいな感じの、中身は何も無いと思いますがああいう感じのブレスレットで「KURA 40」と入っているやつを出したんですよ。そのころは彼の倉好きを私も知らなかったので、そのままもう一人の同僚の手首に納まりました。それをやつめ20日のハマスタで見せびらかしやがりまして、彼氏が欲しがってしまった、というわけです。
余計なことを! いやでも彼らはいつも開場前から並んで場所取りしてくれてますから、感謝はしても怒れないのです。私の彼氏は坊やとスラィリーのぬいぐるみと遊んでばかりですが、身近(?)にカープファンが増えて連中も楽しいのでしょう。
前フリだけで長くなったので、あとはたたんでおきます。
まずは18日。二日間も外野で大騒ぎをする(大勢のカープファンに混じって過ごす)体力に自信がなかったので、18日はBayBlueSeatにしました。バックネット裏です。分かんないな。全体図にしましょう。これは、福利厚生の一環として勤務先が持っている年間シートなので、社員は総務に頼めば無料で手に入ります。毎度毎度だと恩恵に偏りが出るので断られますが。
ベイブルーシートが出来たのは2007年でして、私は会社のチケットを貰うのは5年ぶりくらいだったので、初めてでした。それまではバックネット裏とは言えわりと普通の内野指定席でしたが、ベイブルーシートは足元も広いし椅子も座りやすいです。ただ、跳ね上げ式なのでスクワット応援には適していません。それより、物をちょっと置いておくということが出来ないほうが重要な問題です。広くて良いよと聞いていたので期待していたよりは豪勢じゃないなと思いましたが、20日に外野に行ってベイブルーシートの快適さが実感できました。18外野で20内野にすればありがたみが増したことでしょう。
しかし、3塁側外野のほうが快適であると断言できる要素がひとつだけあります。それは日差し。14時開始のデイゲームで、この時期は15時くらいになると3塁側はポール際からだんだんと日陰になります。1塁側は灼熱地獄。バックネット裏は16時頃照明が半分点いてもまだ日向です。だいぶ暗くなって初めて影が伸びてくる感じ。1塁側外野は試合終了まで太陽を浴びることが出来ます。最初から最後まで熱心に応援していた横浜ファンはすごい。私と彼氏はぐったりでした。試合終わったの18時ですよ……延長でも無いのに4時間。つーか9回の裏が約30分ってのはほんとおかしい。
要するに最下位争いらしい、ぐだぐだな試合だったんですよ。試合結果を参考に載せておきます。24安打16点は良い。古巣で石井啄郎と木村昇吾が大活躍も良い。ハマスタを本拠地としていたふたりを先発で使ったのは、当たった采配だと思う。でも、あの、ベイルはなんなんだ……なんのために出て来たの。最後は結局梅津だし。最初から梅津出せっつーの。投手の無駄遣いとしか思えませんでした。
9回裏、13点差で出て来たベイルが、四球-空振り三振-四球-四球(押し出し1点)-安打(1点)-内野安打(1点)でハイ交代。次の梅津がわりとあっさり2アウトを取って終わりましたが、交代もあったので30分くらいやってました、9回裏。8回終わって次は5番のスレッジからだったので、もう4番の村田さんの出番は無いなと、村田さん好きの私は諦めておりましたが、最終打者として出てきました。カメラ、慌てて用意しましたよ。油断大敵。
私の彼氏は完全にダレてましたし、横浜側は大騒ぎですから最終的に勝ったのは広島なのに、最後のぐだぐだのおかげで負け試合のような疲労感でした。
まあでも面白いところもありました。スラィリーのパフォーマンスが面白くて写真と動画撮りまくってました。木村昇吾のヒーローインタビューの間ずっと、音声はしっかりヒーローインタビューなんだけど、画面はほとんどスラィリー(笑)
それと、後ろの席の男性が、9回表の代打で出た山本芳彦に向かって「丸までまわせーっ!」って叫んでいて、周囲は失笑でした。うん、面白かった。丸と言うのは1軍に上がって来たばかりの若手でして、どうやら期待されているようなのです。熱心なファンじゃないので良く知りません。
あと、ベイスターズのユニフォームを着た母親が、ちっこいスラィリーの人形を持った3歳くらいの子どもを連れていて、私の彼氏が持っているスラィリーのハンドパペットを見てその子が全然動かなくなっちゃったので、彼も動揺して動かなくなっちゃってました。母親は心が広いようで、「あらあのお兄さん(遠慮と気遣いでおじさんではないのだろう)も同じの持ってるわねー可愛いねー」と子どもに笑いかけていました。私も坊やのハンドパペットで応えました。全然見てくれなかったけど。
そんなとこですかね18日のハイライトは。
20日は外野でした。午前中に友人の経済学者と会って誕生日プレゼントを渡し、ちらほら見えるカープグッズに呆れられました。これから球場に行くんだからカープの帽子被ってたって良いじゃん。服と全然合ってないカープのシュシュ使ってたって良いじゃん。
え、よりによってカープ? という小学生のときから慣れ親しんだ反応に、くそぅだから誰にも言わないんだよ畜生と思いながら彼氏と合流して横浜スタジアムに到着。一塁側の外にあるローソンでビールを購入しました。私が肝臓を悪くして以来、彼は私にお酒を飲ませてくれないので彼の分だけで2本です。でかい缶ビール。先に来ていた同僚と会って落ち着いたところでプレイボール!
で、勝ったけどやっぱりなんとも言えないゲームでした。試合結果は1-9です。なんで11安打で1点しか取れないの横浜は。その1点だってホームランですよ。ダブルプレイが両チームとも多いのも、なんかこう盛り上がりに欠ける。木村昇吾の盗塁失敗は攻めて行った結果だから全然構わないのだけど……三振をガンガン取るとか打線がつながるとか、そういうのが両チームとも無くて盛り下がるばかりです。
個人的には、村田さんの応援のときの一塁側外野を動画で撮りたくて毎回スタンバっていたのに、ファンファーレが終わったあたりで凡退するものだから全然撮れなくてガッカリしてました。18日はけっこう粘る打席が多かったのですが、そのときはバックネット裏ですから他にも撮りたいものがいろいろあって、最終打席で動画にしたら名前を呼ぶ前にゲームセット。最初に撮るんだったと思いながらの村田さん待ちゲームでした。
ファンファーレのあとに、村田修一と名前を呼んでから応援歌が始まる形式の村田さんの応援を私はものすごくカッコいいと思っているので、どうも今季限りでFA移籍してしまいそうな村田さんの応援をする一塁側外野席をどうしても撮っておきたかったのです。なんとか撮れて安心しました。遠いせいもあって音は割れているし、画像と音声がずれてますけど。音と光は速度が違うのでしょうがないですが、間抜けな感じです。でも良いの。
写真は18日に比べて、動きのある守備や走塁の様子が撮れて面白かったです。バックネット裏だとどうしても打席と投手ばかり撮ってしまいますね。それとスラィリー(笑) ホッシーとかえきべーとか、マスコットが近くにいるからそいつらばっかりで、帰宅して確認して選手を撮れよと自己ツッコミしまくりました。
村田さんは結局全然打てなくて、それが11安打1得点として現れているのではないかと思いました。広島は、周囲の席で「まさかの栗原」と言われてしまっていました―――栗原の応援歌の最後が「我らの栗原」という歌詞なのでそれのもじりなのでしょう―――が、4番がホームラン2本を放ち、勢いづいていましたので、4番がちゃんと仕事をするのは大事だなあと。いや1番にも2番にも打ってもらわないと困るけれども。打ったら打ったで盗塁王を狙っている梵が長打なのは記録的には複雑な気持ちになるのですけども。
21日に出勤したとき、1塁側にいた上司と同僚、球場には来ていなかった他数名の横浜ファンに「村田さんの写真と動画、たくさん撮りましたよ!」と言ったら「いらねえよあんな打たねえやつ! どうせFAで出てっちまうんだしよ!」と怒鳴られました。でも後で超熱心に見てました。村田ならと期待しているからこそ打たないと怒るのよねファンは。
球場のあちこちに同僚がいて、ハマスタダンスコンテストで踊っていたり、アングルが違う同じシーンの写真があったりして、試合以外でも楽しめました。
ところで、この2試合で耳が日焼けました。以前、海で耳だけ日焼け止めを忘れて真っ赤になってしまった経験を活かし、しっかりと日焼け止めを塗ったのですが無駄でした。日差しを見越して長袖で行き、帽子を被って(もちろんカープの)首にはタオル(ミッフィーの)でしたが、耳は……とてもひりひりします。
前回は芳一を馬鹿にした罰が当たったんだと思うの。でも今回はちゃんと対策したのにこの状況です。「耳が痛いよう」と言ったら彼氏に「マイクタイソン」と言われました。全然違うと思う。
そう言ったら今度は「ゴッホ」って。
単語だけで喋るのどうにかならんのかこのひとは。彼がしょうもないことだけ知っているのは良く分かりましたが。
ゴッホといえば、先日も「ごっほごっほ」と本文それだけで写真の添付されたメールを彼が送ってきまして、その前日にかなり咳をしていたので体調が悪化したのかと思いましたら、添付された写真はヒマワリ畑でした。
関連してもうひとつ。
先日、私は彼氏にミッフィーがどんだけ可愛くて魅力的かを熱く語ったのです。
「というわけで私はオレンジ色のうさこが一番良いと思うんだよ。オレンジのうさぎ。最高」
「んー、ジャビットか」
「……」