ジャンボ宝くじが当たったら
以前、Twitterに、宝くじが1億くらい当たったら、ダスキンと40年契約とかしたい、と書きまして、その後金額ごとに妄想したので書いておきます。
- 3000円!
- 次のジャンボを買う
- 1万円!
- 歯のクリーニングをしてみる
- 5万円!
- 国技館の砂かぶり(14,300円)で初日と14日目と千秋楽に観戦する
- 10万円!
- パソコンの買い替えを検討する
- 50万円!
- 城南信用金庫の抽選付預金に預ける
- 500万円!
- 自宅の隣の土地(約5坪、駐車場として地主が向かいの家に貸している)を買い取って我が家の庭の一部に出来ないか持ちかける。2階まで布団を干しに行ったりするのが母がたいへんになってきたので、洗濯物スペースにしたい。(生活感がスゴイな)
- 2500万円!
- 現在の住宅ローンを繰り上げ返済する
- 1.5億!
- 家事代行サービスと長期契約して家事を一切お任せして普通に会社員をやる
まあ、どうせ、当たらないですから。
三角関数の計算が出来ない新入社員が、このままずっと三角関数に苦しむなら、と退職まで考えるらしい。メインの仕事内容に触れて無いのに。
学校教育は何をしているんだ、と思いますが、もしかしたら親が「算数なんて出来なくても普通の生活で困ることは無いから大丈夫」とか言ってたのを鵜呑みにしてしまったのかもしれないと思うと可哀想に思えてきます。
工場は暑いし寒いし嫌だとか、敬語どころか挨拶も出来ないとかのほうが、まだ対処しやすい。算数と違って「拒否反応」が無いからです。
暑さ寒さは慣れるし、いつのまにか季節が過ぎて凌いでいけます。挨拶は毎日「おはよう」「お疲れ様」と声をかけていればそのうち返してくれるようになりますし、『です』『ます』で話しかけていればつられてある程度は直ってくるものです。
でも、「ルートとか聞いた瞬間にもうダメッス」なんて言い出す場合は、xとyなんて夢物語で下手すると「%」もアウト。100の8割は80だが80の120%は100じゃないというのが理解出来ないのです。そして初歩から教えようとしても、小・中での挫折感は大きいらしく、諦めてしまっていて拒否反応しか出てきません。
良い教師に出会えなかったのかもしれないとか、就職難でやっと内定もらえたのが畑違いの製造業だったためにミスマッチがあるのかもしれないとか、同情の余地はありますけれども、だからといって現在の努力を放棄して良いことにはなりません。栄養学専攻の短大卒だって「ヤング率って何? 若さの単位?」などと真顔で言いながら仕事しているのだから。
比の計算が出来ないくらいで会社を辞めるなんて、人生のプラスになるとは思えません。算数ですよ、算数。
まあでもその程度の根性も無い新人なんて、今後も困るだけだから辞めてくれても良いのだけど(会社としては採用活動にかけた費用等が無駄になり痛手ですが)、でも、新卒で正社員にならないとその後ずっと正社員になりにくい世の中でせっかく正社員になったのに、保険も年金もたいへんな非正規雇用への道を歩むことはないと思うのです。すぐまた正社員で採用されるかもしれないけどさ、今は求人が少ないから。フリーの求人雑誌の薄いこと薄いこと!
もちろん、正社員以外が差別されている現状は改善されるべきです。あっさり辞められたらたまらないから優遇して囲い込むという意図はあるにしろ、ここまで差をつけるのはやりすぎだと感じます。