住み分けと縄張り意識

 原口氏がツイッターで津波情報を流したことについてのニュースを読み、最初ツイッターで情報を流すのは、なりすましとか嘘をわざと流すとかあるから報道に任せるべきだという論調だったので、それはそうだなと思っていましたが、それが政治家はでしゃばるな的な話になってしまったため、うーむと思っていたところでかなり綺麗にまとめられた記事である新聞とツイッターを読みました。
 私は、真偽があやしいという危険はあれど、原口氏のようにずいぶん前からツイッターをやっているひとが使命感と親切心で情報を流したのだから、パニックというほどのことにはならないだろう、速報性が大事なことだから良いのではないかと思っていました。しかし、読売新聞は、真偽が大事なのだと説きます。ここで、速報性と信用性とどちらが大事とかそのバランスとかを深く深くつっこむのなら、ジャイアンツ偏重編集には目をつぶって―――そのぐらいの特徴はむしろ必要である。金太郎飴みたいな新聞がいくつあったって役には立たない―――これからも読売新聞を購読しようという気にもなるわけです。なのに読売は途中から縄張り争い風味の話になってしまいました。まことに興ざめです。もう、ガッカリです。
 私には、原口氏は自分に出来ることを出来る限りやろうという心意気で、報道への対応をしツイッターにも情報を流していたのだと思えます。それをこう、邪魔するなみたいな扱いは……それも、成りすまし等があるからツイッターで情報を流すのは危険だという正論での指摘ならまだしも、フルーツバスケットで負けた腹いせっぽくてもう……他にやることあるだろ、と思う。

2010.03.03 Wednesday 21:16| comments (0) | trackbacks (0) |