ああ金が無い

 うん、いや、まあ、ジョン・ウィリアムスは諦めました。先立つものが無いのだから仕方がない。午前中の病院をサボれば8000円は捻出できるのですが、さすがにそれは。おとなしく午前中は入院していた病院へ、午後はその検査結果を持って毎月通院していたかかりつけ医に行くことにします。病院ハシゴ。
 こないだ病院に行ったときは、ちょっとガラの悪い感じのおっさんたち、たぶん同じ職場のひとたちがみんなで健康診断に来ていたのだと思いますが、彼らが「先生よぅ、酒飲んでかまわねえかね」なんて話しているのを聞くともなしに聞いていると、その「先生、先生」という様子が、時代劇でチンピラが凄腕の素浪人を用心棒に雇ったときみたいな雰囲気を醸し出していたので、先生にも患者さんにも申し訳ないけど面白かったです。

 病院と言えば、出産のときの一時的な出費がでかくて大変だから補助しましょうという制度がありますね。確かに一気に50万の出費は厳しいと思います。年収300万とかでコツコツ貯めている中から50万も出したら不安になると思います。でも、葬式と違って出産は、ずいぶん前から分かっていることでしょう。いわゆる十月十日の猶予があるわけです。
 そんだけ時間があるなら、積み立てて用意しろよ。自分で。
 1ヶ月5万円ずつ貯めれば10ヶ月で50万円です。作るつもりで行動する期間も合わせて考えると、レイプされて妊娠したとか浅はかな中学生とかで無ければ、工面できる金額ではないでしょうか。
 そういう準備を怠っているだけなのに、一時的な出費が痛いなんて良く言えるなあ! だいたい子どもが生まれたらかかるお金は1ヶ月に5万じゃすまないのに、出産費用も貯められないでその後成人するまで20年ちゃんと責任もって育てることが出来るのかしら! 学校なんて出産よりもずっと多いお金が一気に出て行くのよ! 考えが甘い! 最近は高齢出産が多いのだから若者と違って稼ぎもそれなりにあるでしょうに、本人もそれなりの分別があるでしょうに、貯めておかないほうがおかしい。10ヶ月もあるのに! 単なる準備不足としか思えない!
 以上、母の意見でした。

 え! さっき、護衛艦「くらま」が関門海峡で貨物船と衝突、炎上という速報が入ってきたのですが……佐世保を目前にして気が抜けてしまったのでしょうか、144……

2009.10.27 Tuesday 20:46| comments (0) | trackbacks (0) |