クールビズにもほどがあるぜ
営業の40代男性が、ミナミの帝王かと思うような半袖シャツ着てました。先日着ていたアロハにも驚きましたが……似合っていると思っているのか、という点が一番気になります。ふさわしいかどうかはもうすでに議論の余地が無いと思うので。
ところで、京都の夏はほんとに暑いの? 関東にいると、暑いといえば前橋(群馬県)と八王子市(東京都)でして、数値だけなら京都より上です。京都と同じく盆地だし、湿気もすごいし、日向にいると倒れても無理は無いと私は思うくらい暑いので、京都ばっかり暑い暑い言うな! と思うのです。でも前橋に住まう友人は「普通だよ」と言うのでどっちが暑いのか分かりません。真夏の京都は行ったことないし。
今日は15時くらいから横浜も豪雨でした。夜までもつと思っていたのが外れて、自転車どうしようと思いました。ちょうど止んでいて自転車で帰りましたが。
家の近くは川だろう大丈夫か、と上司が心配してくれましたが、自宅付近で強い雨が降ってもたいして怖くは無いので、ネットで豪雨の地域を確認して、まあ大丈夫だろうと返事をしておきました。怖いのは、上流でガンガン降ることであって、目の前で降ることじゃありません。自宅付近でほとんど振らず上流で豪雨だったときが一番怖い。予期せず水位が増えていて、うわってなります。その後自宅付近で降ると良く溢れる。
何度か工事したのと、下水が整備されて生活排水が入らなくなってきたため、ここ10年くらいは溢れてないですけど。
自宅付近の豪雨で困るのは、田んぼが溢れたときかなあ。田んぼに水が多い時期で豪雨だと、田んぼも用水路もいっぱいになって川に入ってくるとヤバイです。
東野圭吾『おれは非情勤』がナツイチになっていて、表紙の絵が変わっていました。ガッカリ……最初に見つけたときに買うんだった……
妹も学研で読んだときのことを覚えていて、私はナツイチになったら表紙のイラストが変わっていたと嘆いたのに、妹は、中身は同じでしょと懐かしい懐かしいと買ってきました。
挿絵は変わってなかったし、装丁にこだわりすぎるのも良くないと分かっていますが、コレクション的な要素もあるわけで……例えば『ゲド戦記』は途中まであの箱入りのアレで買ったら続きを文庫で買うわけにいかないのよ。そういうものなのよ。新装版『鬼平犯科帳』に手を出したら全部そろえずにはいられないだろうから買わないのよ。
鬼平に限らず、池波正太郎氏の作品における女性蔑視というか偏見にはちょくちょく驚かされます。そこは女のことであるから考えが至らないのである、とかなんでもないことのように書いてある。それは性別の問題かよ? って思うの。
確かに昔は女性にはあまり学問をさせないから、男性よりも教養が無いということは一般的にあるでしょう。そういう意味なら納得なのですが、女のすることには必ず手落ちがある、という主張のように感じられます。それが時代背景としてそういう考えが根底にあるのか、池波氏の認識なのかは分からないのですけど、あちこちで見受けられるのです。佐々木三冬ですらダメ出しされている厳しさで。わりと男性優位論者である私の親父ですら、言いすぎだろうと呆れるくらいに。
女だというだけで考えが足りないとか頼りにならないとか書かれていることには驚くけれど、作品を嫌いになることは私は無いですが、反発するひともいるんだろうなあと思うとちょっともったいない気分になります。傑作なのに! って。