幸せだなあ

 今日の妹。
「あれ? お父さん、なんで今日きりたんぽなの?」
「食べたかったから」
「えー? お父さん、青森出身じゃん」
「ごめん、妹よ、お姉ちゃん、お昼に長崎ちゃんぽん食べちゃった」
「……お姉ちゃん、東京生まれじゃーん」
 その理屈では一生ラーメンなど食べられないということを、妹は理解してくれたようです。
 三連休は素晴らしいね。一昨日は撃ちに行けたし昨日は布団干せたし、今日は部屋を掃除して夜は友人と過ごします。幸せだなあ。

 八月に従兄弟が結婚式をするんですよ。呼ばれています。青森だったら悩むところでしたが、仙台なのでまあちょろっと行ってこようかなと思います。式場の近くにスポーツクラブもあるし。
 さっき出席の返信はがきを書いたのですが、従兄弟は非常に字が上手いので、気後れしてしまいます。毛筆フォントかと思うぜ、あの字。間違えたりしたら恥ずかしいので練習してからはがきに臨んだのに「喜んで出席させていただきます」の「いただきます」が右にだんだん曲がってしまっていてみっともない感じになりました。あーあ。
 その従兄弟は不景気により週休三日の仲間なのにも関わらず、どうやら年収ほどを一日で日本経済に貢献する、派手な結婚式をするようです。若いって冒険が出来るんだね。すごいね。料理が楽しみだよ。
 新郎新婦は、おばあちゃんが結婚式を楽しみにしている、とかで張り切っているらしいです。そういう心遣いも立派だと思います。真似出来ません。する気も無いけど。私なんか、面倒だから結婚するにしても我が家にいる祖父がこの世を去ってからが良いなあなんて思っているのに。成人式の時に「見せに来い」と呼ばれて晴れ着で入院中の祖父のために東大病院まで出向いた過去を忘れてはいない。おかげで市の式典には出られないしすぐ酔うのに車で移動するばかりだったし親戚一同の食事会は朝食というふざけた日程だったのですから。
 ちなみに新婦の父親の名前を見て、うちの親父が「あ、こいつ知ってる」と言いました。従兄弟の父、つまり親父の妹の夫も、同じ工業高校だったのですから、ええと……私の父の立場から見ると、妹が同級生と結婚していて、甥っ子が同級生の娘と結婚、ということになるわけで……世間狭い! 狭すぎる! 怖い! と思いました。叔母からしたら、新郎新婦の父親同士が知り合いなのは気が楽かもしれないですけど。
 隣人の顔も知らない、というのもどうかとは思いますが、私はそのほうが良いです。生活圏のあちこちに同級生がいるのも落ち着かないのに、親戚だなんてぞっとしない。
 超自分メモ。セントラルフィットネス利用1,575円。

2009.06.28 Sunday 13:06| comments (0) | trackbacks (0) |