なんでも許せる

 gooランキングに「異性がこれにはまっていても許せる趣味ランキング2009」というのがありまして、不可解かつ不愉快に思いました。
 私がどんな趣味にはまっていても、誰かに許してもらわなければならない理由がどこにあるのでしょう。たとえ恋人だろうと親友(いないけど)だろうと、私の好みに口を出される筋合いは無い。私の趣味で誰かの許しが必要なのは、銃の所持許可くらいのものです。それはもう警察と公安に愛想良くしまくりで許してもらってます。
 近所の野良猫を捕まえて生きながら解剖するのが趣味だとか、それはマズイと思いますよ。私の彼氏の趣味がそれだったらかなり真面目に諭すと思う。許せないです。通報です。でも、身代潰すくらい車に金をかけている、なんてのは本人の勝手でしょう。自己破産しようがトイチの金融に追い掛け回されようが知ったこっちゃ無い。
 法に触れているわけでもないのに、許すとか許さないとか、何様のつもりなんだろう。大きなお世話過ぎる。

 そうそう、バナナはおやつに入るんですよ。
 とうわけで、今朝JR京葉線で友人の経済学者が見たという、座席は全部埋まっていて吊革が半分くらい誰かの手の内にあるという程度の混み具合の車内にてスーツ姿の若い男性が食べていたバナナは、決して朝食ではなくおやつなのです。
 その後、普通に日経読んでたってのがまたアンバランスな感じです。私は最近誰かがバナナを食べる姿は、テニスの試合の中継くらいでしか目にしてなかったので、新鮮でした。JR京浜東北線の高校生は、菓子パンは食べる(そして車内にゴミを放置する)けど、バナナはいないのよね。
 同じJRでもこの違い。
 私はいまだにカップめんの男性以上に通勤電車内の食事でインパクトを与えたひとを知りません。通勤ではないJR東海道ではその場でりんごをむく(しかもうさぎさんに)子ども連れとか、通勤ではないJR中央線で一升瓶を持ったおじさんの集団とかいましたけど。
 それでも私は駅弁文化がある以上、電車内の飲食はだいたいOKだと思っています。

2009.06.09 Tuesday 22:29| comments (9) | trackbacks (0) |