夏場所初日

 今日は朝から高校時代の友人とバーベキューでした。アウトドア好きな男が、高校時代の仲間との縁を切るのはもったいないと、自らのバーベキュー好きと寂しがりやの心境とで、年二回開催している年中行事です。
 私個人としては、努力しなければ維持できない縁なら切れてしかるべきと思うのですが、惜しまれているならわざわざ自分から去ることも無かろうと、三回に一回は参加しています。バーベキューは面倒なので自らやる気には決してならないものの、彼が楽しみにしていると思うと足が向くのです。
 今日は天気が良く暑くて、人出が多くうんざりしました。いつも私は食べる係で、最初の準備のあとはアルコール片手に読書、肉食べて焼きそば食べておにぎりをかじりながら、お新香や芋類等の残り物を一手に引き受けつつ基本的にずっと読書かうたた寝、というのがパターンなのですが、ずいぶんおしゃまになっていた友人の娘にお相手として選ばれてしまったので、自転車教室やらサッカーやら水浴びまで、ひたすら遊びほうけてました。
 帰りは母の日対策としてケーキを購入しました。自転車だったので、形が崩れたかもしれません。見てないから分かりませんが、とりあえず母が喜んでいたのでOKとします。

 渋谷改め富士東は白星スタートでした。会社で利用しているちゃんこ屋から届くのだと、彼氏がここ数場所は毎回番付表をくれるので、毎回あちこちの浮き沈みを眺めているわけですが、今回は改名記念でばっちり保管です。いやずっととってあるけどね。
 朝青龍の最後の小手投げは見事でした。鶴竜、吊られたのをこらえたあたりは良かったのですが、体を寄せての投げで、すかさず右手を絡めて小手投げを打った朝青龍が凄すぎました。ああいうのは、やはり稽古に稽古を重ねてないと出ないでしょう。さすがに横綱だと思います。
 琴欧洲は急ぎすぎた感じですかね。最初から左を狙った豪栄道が、止まらずに遠心力を利用して長身の琴欧洲に無理に低い姿勢をとらせたまま振り回したのは作戦勝ち。取り組み内容よりも、立会い前、このまま「待った」がかかるかなというくらい見合ったときに、館内が静まり返ったのが印象深いです。
 白鵬は安心して見ていられる、どっしりとした寄りは素晴らしい。あっという間に得意の右四つ。動きのある相撲のほうが、そりゃ面白いですが、相撲としてのレベルはやっぱり着実な寄りのほうが上だと、頷くばかりでした。
 日馬富士は、体の小ささが不利になっているなと思いましたが、落ち着いていたと思います。細かく細かく、豊真将を揺さぶった良い相撲でした。とりあえず初日はこんなものですかね。明日も楽しみです。
 どうでもいい豆知識をひとつ。相撲は秋の季語です。そんだけ!

2009.05.10 Sunday 19:00| comments (0) | trackbacks (0) |