母よ、それは。

 ちょっと見たことあるなあと思った絵柄の端切れが転がってたので母に訊いたところ、ハンカチとかランチョンマットとかが入っている引き出しの奥の奥に小さいタオルハンカチがあったから、使っていないのなら不必要なものだろうと思って、妹の新しいデジカメのカバーを自作したのだと言われました。
 お母さん、それは、どうして奥の奥にあったかと言うと、数年前に退職した同僚がホワイトデーにくれたハンカチで、使うには少し派手だけどデザインは可愛いしもったいないから保管しておこう、と思ってしまいこんであったのですよ。決して忘れていたわけでも不要なわけでも無かったの。無地大好きっ子の私がそんなハワイアンなタオル、普通には使えないでしょう。でも要らないわけじゃなかったの。ハワイアンがふさわしいときもきっとあると思っていたの。
 捨てたわけじゃないから良いけど。良いけど。良いけど!

 前回あたりの『絶望先生』は、終わってから真実に気づくというネタでした。例として「離婚会見を見てその芸能人が結婚していたことを知る」というのがありました。うん、確かに、と思いました。
 で、私は今日も大学で「ようこそ30代へ」と言われまして、誕生日以来この台詞を言われてばっかりだったのはもしかして「20代の私は歓迎されていなかった」からではないかと思い至ってしまいました。そんなことないよーと否定されましたが……ここは絶望しとくところだなと考えました。

2008.09.06 Saturday 19:24| comments (0) | trackbacks (0) |