針医堀田
最終巻を買いました。帰りの電車とジムでバイク乗りながらの合計90分で上巻の半分くらい読みました。全員プレゼント(?)のあの手提げですけど、あれに本を入れたまま持ち歩いていたら、帰宅するまでに持ち手部分がもうちぎれそうです。本を入れるはずの袋なのに、本を入れていたら重さに耐えられず壊れかけてきたのはどういうことですか。
私のがたまたま作りが悪かったのでしょうか。買った本屋が、ハリポタ特典で独自にくれたペットボトルカバーのほうが出来が良いし、使えそうなのはボールペンだ。前回の袋もちゃちだったけど今回のは酷いよ。
結局昨夜『四つの署名』読んじゃったんですけど、冒頭に限らずホームズさんは子どものころに読んだときの印象よりもいっそうヤバイひとでした。昔読んだときは、え? ホームズさんドラッグやってるの? 正義の味方じゃないの? みたいな衝撃で終わりでしたが、大人になって読むとやたら具体的なコカインの量とか、腕の注射痕の描写とか、咎めるワトスンさんに言い訳する様子とか、薬物に関する知識が増えている分、切実にヤバイと感じます。
一行目からいきなり注射器使ってるのも驚きだけど、ホームズさんとワトスンさんの二人が交わす最初の会話が「今日はどっちだ? モルヒネか? コカインか?」「コカインだ」なのはスゴイと思います。
昨日で私が履修している科目は今期の授業がすべて終わり、毎週出ていた課題からも開放されました。残りは試験がふたつと試験代わりのレポートがふたつだけです。
ここ何年も、特に今年は四月からずっと毎週締め切りが、実質的にはふたつあったので、常に締め切りを気にした生活をしていたら、妹に「お姉ちゃん、売れない作家みたい」と言われました。
売れないんだ。
毎週締め切りって売れっ子じゃないの? 穴埋め要員で便利に使われてるとかなのかな……
そんな話を最後の授業の帰り際に先生としていたら「ああでもほら、今はブログとか出版される場合もあるから。腐女子とか」とおっしゃいました。
完全にネタなのは分かってます。他意が無いのも分かってます。でも動揺しました。やはり男性に言われるとね。「『隣の801ちゃん』とかねー」と返しつつ、腐女子がメジャーになるとは嫌な世の中だなと思いました。マニアだのオタクだのは、少数派かつ理解されないからこそマニアだったりオタクだったりするわけで……市民権を得たらただのファンになってしまう。ガンダムはそれだと思うんですよ。いい年してアニメ好きだと眉をひそめられるが、その対象がガンダムだと「ああ、ガンダムね」みたいな。エヴァンゲリオンもそういう側面を見せつつありますが、エヴァは話が分かりにくい上に綾波とかアスカとかが美少女マニア向けっぽい雰囲気を醸し出しているので、ガンダムほど一般に受け入れられないのではないかと思います。
そうこうしているうちにもう次の授業が始まりそうな時間になったので「ああでもとにかくもう締め切り無くなって安心ですよ」と言って話を打ち切ろうとしたら、「いや、まだ最後の課題あるからね」としっかりつっこまれました。
分かってますよ! 最終締め切りはフジテレビの日でしょ!
というわけで、資格科目でどうしても落とせない科目がひとつあるので、すみませんがブログもやや放置気味になります。最悪8/15までほったらかしですのでご了承ください。