奇跡のシンフォニー
観てきました。私のパソコン、奇跡を変換しようと思ったら鬼籍が最初で軌跡が二番手だったですよ。それはさておき、ネタバレ感想を。
ギブソンでひとを殴るのはやめて! ギブソンで! ギブソンだぞ!?
お涙頂戴というよりは、ラストが読めるというかありきたりというか予定調和というか、とにかくご都合主義ですな。
ウィザード好きだよ……彼のハーモニカは良いね! グッと来るよ。旧スナフキンみたいですぜ。
実際問題、指揮者が行方不明になったら演目を変えると思う。
実際問題、どんなに練習していても、指揮者がいきなり指揮をやめたら、いくら曲の最後の方だって全体の演奏は乱れると思う。
本当にジュリアード音楽院は身元不明の少年をそのまま入学させちゃうような学校なんだろうか。
音楽は非常に良かった。ルイスとオーガストのセッションは楽しかった。自分でもギターを弾きたくなりますね。下手は下手なりに友達とセッションするのは楽しいので。
「軌跡のシンフォニー」なんてわざとらしい邦題をわざわざつけずに、原題の『August Rush』のまんまのほうがクールだったと思います。せめてこれの直訳とかさ。8月より前に公開してますけども。
音楽はとにかく良かった。まったく別の曲を、リズムとかうまく合わせて聴かせるのが面白かったです。オーガストが本当に楽しそうに演奏するので、音楽って楽しいものなんだよねという気になります。
明日も映画です。渋谷で『ぼくの大切なともだち』を友人と観ます。