4日から7日まで不在です

 明日4日から7日まで留守にします。パソコンを持っていかない決意をしたので、メールチェックもあやしいです。ネットに接続するのは恐らく携帯しかないのですが、山登りメインなのでたぶん通じないです。しばらくお待ち下さい状態です。
 屋久島が主ですが、種子島の宇宙センターにも行く予定です。もちろん鉄砲伝来もきっちり見てこないと。
 旅行の支度していたら、マニメ見るの忘れました……新刊は持って行きます……

 賃上げ要求をしそうな力士会について思うところを述べます。彼らの給与はプロではありますが、むしろ会社員のような給与体系です。三段目とか幕下とか幕内とか小結とか、ピラミッドに準じて場所手当て(幕下以下)、給与や給金が決まっており、同じ地位なら、投手のように億だったり数百万だったりという差はまずありません。ただ、勝星奨励金や勝越奨励金、幕内なら金星というように、勝てばそれらが基本給に加算されますので、長く勤めているほうが給金が多い仕組みです。
 幕下以下も本場所ごとに手当てがあり、関取になれば給与や給金が保証されます。負け越して陥落しても、計算は場所ごとなので二ヶ月は安泰です。そこに優勝賞金や関取なら懸賞金などが追加収入になるわけです。二ヶ月ごとに収入が変わるのは不安定ともいえますが、相撲を取っていれば幕下以下でも衣食住は保証され、首を切られて明日から困る、ということはないようです。強いほうが収入が多いという格差はもちろんありますが、賞金以外に収入がないような競技も考えると、何もかも自分で揃えなければならないようなほかのプロスポーツよりも全体的に安定した身分だと考えられます。
 それを踏まえて、今回の賃上げを考えると、会社員的春闘なのか、それとも給与体系そのものの見直しなのか、という点がまずは論点だと思います。話の雰囲気としてベア要求っぽいですけど。定昇めいたものは場所ごとに本人の頑張り次第で実現されているので、ベアを求めているのでしょう。
 そうすると、身分の保証は手放さない、でも収入は増やしたい、そういう労働者の姿が見えてきます。普通に労働争議です。スポーツ選手も労働者ではあるけれど、良いけど、権利だけど、現実的過ぎて寂しいです。基本給は7年連続で改定されてませんが、勝った分は加算されているはずだし。
 同じ横綱で、圧倒的に強いのに別の横綱と収入差があんまり無いのが不満だとか、そういう話に変わってきそうな気もしますけどね。協会がどう対応するか楽しみです。北の湖さんはまた精神論で来そうな予感がします。

 今週のモーニング。まず、表紙の遠峰はシャツのボタン、外しすぎだと思います。クッパパは近頃落とすことが多いと思います。桐野一尉がちゃんと指揮を取っていて、立派になったなあと感慨深く思いました。ここまで偉くなるとは思わなかったもの。種子島へ行くので、『宇宙兄弟』で予習しようかと思いました。

2008.07.03 Thursday 21:27| comments (0) | trackbacks (0) |