春一番
まだ二月ですよ奥さん。
もっともまた雪の降るような中、あんな重いものをもって警察へ行くなんてことにならなくて良かったです。実にうららかで穏やかな、しかし風が非常に強くて、折りたたみの小さな自転車ですら翻弄されてしまいましたよ。まあ、長物を担いでいたわけですから当たり前ですけど。
去年は使用実績が無いので、こんこんと諭されて帰ってきました。来年は所持許可の更新期限ですから、手放すかどうかあと一年考えたいと思います。私としてはもっと頻繁に撃ちに行きたいのですが、金銭面はともかくとして、まず場所が遠いことと大学関連の雑事(課題だが)を土日にやるしかないことを考えると、出向いている暇がないのですよ。それに知人の息子が高校に入ったらやりたいようなことを言っているので、その子だったら格安(欠陥品と名高いモデルだが無料は嫌だ)で譲ってもいいなあと考えてみたり。
とりあえず、今年一年真面目に励めるかどうかで決めたいと思います。
それにしても検査会場のおっさんどもは陽気で愉快だなあ。心が温まります。子どもみたいにニコニコしながら、「鹿がね」とか「アレは惜しかったね」とかきゃあきゃあ騒いでいるのです。いろいろマニアはいますけれども、おっさんどもが楽しそうにしている姿は和むね。動物殺してはしゃぐのが良いことかどうかは別として。
ここ数日、陰気な日記を書いたきり引きこもっていましたが、課題に勤しんでいただけです。やっぱり一度にあれもこれもは無理だなあ。昔はもうちょっと器用だった気もするのですが、最近は同時進行が難しく感じます。これが年齢による衰えなのか。そうなのか。
老化現象はどうにも老眼っぽくなってきたこの霞目だけで十分なのだが。