10連休八日目
本日も8時(始業時間だ)ころ起きて掃除して洗濯して、昼ぐらいにジムへ行き帰ってきてから散歩(忌々しいことに犬と)して、その後彼氏とちょっと会って夕方は読書して、という実にのんびりした一日でした。こういう生活を一週間以上やっているのに全然飽きません。以前は四日目くらいに逆に疲れてしまって、会社行っているほうが良いなと思っていたのに。もうこれ、トシなんでしょうか。それとも会社嫌い嫌い病なんでしょうか。
要するにヒマなので読書が進みます。25年ほど前に無職だったとき(幼稚園に行って無いので)に、8時くらいに起きて9時からNHKの教育番組を見まくって昼から曾祖母の家に行って、曾祖母から昔の話を聞いたり一緒に百人一首を諳んじて遊んだり、本を読んだり新聞を読んだり(漢字は曾祖母が教えてくれました)従姉妹の算数ドリルを勝手にやって怒られたりしていたことを思い出します。あのころ読んでいた本は、当時流行っていた『少年少女文学全集』とか、漫画の『いじわるばあさん』とか。『ああ無情』を読んだときはなんか怖かったのを覚えています。子ども向けのシャーロック・ホームズがあって、思えばそれが私のミステリとの出会いです。
今日は『天才柳沢教授の生活』を一巻から読み直してみました。忘れている話がけっこうありまして驚きです。あと漫画は上野顕太郎『夜は千の眼を持つ』を読みました。うえけんのセンスは素晴らしい。こういうヒマな時じゃないと『ドグラ・マグラ』は読めないだろうと思いましたが、こんな天気も良くて清々しい午後に嫌な汗をかきたくないなと回避してしまいました。それから季節はずれですが『セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴』を読みました。最初の「シアルヴィ館のクリスマス」はウプサラ大にいる御手洗潔です。私が年をとれば彼も年をとる、幸せだなあ。コナンくんなんていまだに小学生なのにねえ。
ニコラスといえば『沈黙の艦隊』で海江田が深町にニコラス・J・ベネット大統領を引き合いに出してサンタクロースの話をしたところが印象深いです。ほんと、プレゼントは誰が用意してくれるのでしょう。サンタクロースは性を象徴しているというあたりから楽しそうに始まる「シアルヴィ館のクリスマス」と、軍事産業の話を淡々とする海江田が、同じモチーフで話をしているというのが嫌になってきます。そうそう、『トム・クランシーの原潜解剖』を買ったので、『沈黙の艦隊』と『レッド・オクトーバーを追え』と合わせて検証しながら読んでみたいところです。
明日はまず『嵐が丘』の予定です。それと『パプリカ』を入手したので映画を思い出しつつ読もうかな。余裕があったら『Yの悲劇』も。え? コンラッドって長男じゃね? とマを読んだときに思った根拠がここに。ジムが休みだから掃除と洗濯と散歩(忌々しいが犬と)ぐらいしかすることがありません。読書三昧だな。
あ、レポートがあった。今回はテキスト科目が二つだけなので、非常に気持ちが楽です。とりあえずひとつは明日やってしまおう。と明日の予定が決まったところで就寝です。おやすみなさい。